ヘンミ ユウ

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ロックダウン in London

ボリスジョンソン首相のロックダウン宣言から１週間。 日本の報道を見ていると、街はゴーストタウンと報道され その部分だけを見ていると、ロックダウンされると家から一歩も出られない、食料を溜め込まなくては、、、と思われる方も多いのではないかと思う。 きっと観光客で賑わう中心部のウェストミンスターやトラファルガー広場周辺はゴーストタウンになっているだろう。 私が住むロンドンの外れは穏やかだ。 一日一回の散歩は許されているし、スーパーも開いていて品物もちゃんとある。 私の家

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    • 社畜として②

      私は現地採用のスタッフであり、会社の中のチームリーダーでもある。 新型コロナウィルスの感染拡大がイタリアで起こった１週間後、 3月16日にボリスジョンソン首相は可能な限り在宅ワークをしろと宣言をした。事実上のロックダウンだ。 私もチームのメンバーももちろんその週の水曜が最終勤務のつもりだった。ところが、首相の宣言が出た翌日も、学校を閉めろとの要請や非常事態宣言が出ない限りは会社を閉めないとのボスからのお達しがあった。 チームリーダーとして私ができることは、同じチームの

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      • 社畜として①

        私は現地採用で、会社からビザをもらって仕事をしている。 採用までの話は、追い追いするとして。 新型コロナウィルスに対しての私の会社の話をしたいと思う。 新型コロナウィルスの話が週一回の会議の議題に登るようになったのが、1月下旬。 春節の前だったように記憶をしている。 在英とはいえ、私たちのお客様は日本人だ。 社員も９０パーセントくらい日本人だ。 新型コロナウィルスがニュースになるようになった春節前。 そのころは対岸の火事だった。 私を含め、何人かのスタッフは

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        • イギリスを選んだ理由

          イギリスを選んだ理由は単純だった。それは、ヨーロッパにある唯一の英語圏だったから。 実を言うと、留学しようと決めた時、行き先はドイツを希望していた。学生時代、第２外国語として勉強していたし、英語より相性がいい気がしていた。 また、ドイツの街並みや、お城に言い知れぬ懐かしさを感じていた。 留学斡旋会社と打ち合わせている最中、ドイツ語を学んでもその先の道が見えてこなかった。私は、専門職だったので、１年海外に行って、また元の業界に戻ることもできたが、その当時は転職を考え

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          英語嫌いが海外留学を決めるまで

          なぜイギリスを選んだかを話す前に、そもそもなぜ海外留学をしようと思ったのかを話さなければいけない。 初めての海外は、大学の友達と卒業旅行でいったグアムだった。日本語が通じるとタカをくくっていたのだが、しっかり入国審査で審査官に”遊ばれた”。大学でもがっつり部活をしていた私は、パスポート写真を深く考えずに練習前のジャージ姿で撮っていた。その写真を見ていろいろ質問をされたのだった。その当時は、まさかそのパスポートが私にとってとても大切なものになると思っても見なかった。 話は戻

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          イギリス生活も６年目

          イギリス生活も６年目。語学学校、カレッジ、現地採用と、色々な立場を経験してきた私の目から見たイギリス生活を徒然なるままに書いていく。 未だに私が英語圏で生活をしていることを、学生時代の友達に驚かれる。 なぜって、びっくりするほど英語ができなかったから。小テストで０点を取ったこともあるし、英語の授業が嫌すぎて腹痛に見舞われることも多々あったし、B以上の評価しか出さないと公言していた先生の授業でCを取ったこともあった。 英語なんて必要ないし、クソくらえだ！と思っていた

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