見出し画像

腐るお金の話/シルビオ・ゲゼル①

どうも。
3ヶ月ぶりに本屋へ足を運び
超絶機嫌が良くなったオオタです。

さて、今回は「減価するお金」という
経済学部生らしい話をしたいと思います。
(長くなりそうなら複数回に分けます)

——————

ドイツの児童文学作家に
ミヒャエル・エンデという人がいます。

有名作は「モモ」「はてしない物語」など。
(経済の話じゃないの?)(お待ちください!)
彼の作品の根底に、経済があります。
経済というか、資本主義の危険性。

かんたんにまとめると、
お金が商品と化し、お金を、お金で買う
社会の歪みに疑問を投じています。
(※児童文学作品です)

——————

お金が商品になったことで
お金の価値は上がりました。

お金に価値が生まれたことで
人々は過度に所有(貯蓄)するように。

えっ!?
お金って価値が高いものじゃ?
貯蓄って当たり前じゃ??

ちょと待てちょと待てお兄さん!

元来、お金は物々交換を
円滑にするためのアイテムに過ぎません。
未来の資本を増やすためのアイテム。
過度に貯蓄をしたら
経済は次第に停滞してしまいます。

そだな…

コミュニケーションを円滑にする為に
言葉というアイテムがあるのに
その言葉を使っていない状態です。

こう言い換えるとヤバイ!!ミヒャエル・エンデというオジサンは
こんなディープな内容を
描いていらっしゃったりします。
(※児童文学作品です)

——————

そんな彼が
最終的に行きついた先は
シルビオ・ゲゼルという経済学者の
提唱する「減価するお金」でした。

やっと本題に入れそうです。笑

——————

P.S
専門書は値段が高いよ!!!!!

メモが汚いことで有名です。
(シルビオ・ゲゼル入門)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?