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「同棲」を語る

メリークリスマス。
こんばんは。ゆーしんです。
この記事は身内のアドベントカレンダー 24日目の記事です。

昨日はあーさー君が…とここまで書いて、前回もあーさー君の次だったことを思い出しました。
あーさー君のパワーある記事はこちら
ラストオリジンというスマホゲーのご紹介です。
健全な男子諸君におすすめの記事です。

さて、世間の流れに乗ってクリスマスを祝う言葉から始まりましたが、
本日はクリスマスイブであると同時に出社日である金曜日。
巣ごもり生活では決して感じ取れない、浮足立つ街の様子を肌で感じることが出来る日です。
道中目に入るのは、神楽坂の洒落た店に溢れるカップル、イルミネーションに煌びやかに照らされた駅前、そしていつもよりさらに多い人通り。
そんな中、僕はプレゼントを買うでもなく、ケーキ屋にもよらず、華やいだ雰囲気の街を颯爽と通り抜け、帰路につきます。

そう。リングフィットのアドベントカレンダーを書くためです。

タイトル的に、「同居してる彼女とクリスマスするんでしょ」と思った方もいるかもしれません。
あいにく同居人は職場の忘年会で不在です。
仲が悪いわけではありません。各々がやりたいこと・やるべきことを尊重した結果の別々のクリスマスです。
仲が悪いわけじゃないんだって!

本題

今年の3月から彼女さんと一緒に住んでいます。
毎日楽しく過ごしています。
羨ましいだろ。(すいません)

しかしながら、「同棲」という一見甘い響きの裏には、様々な困難が待ち受けています。
どんなに好きな人でも、突き詰めれば他人です。
広く言えば価値観の違い、具体的には生活リズム、趣味へのとらえ方、食生活などの違いが必ずあり、
そしてその違いは共同生活のストレスを生みます。

今日は、我々がいかにストレスを回避し、互いを尊重しあえる同棲生活に至ったかの話を書かせていただきます。

今日の登場人物紹介

我々がどんな人間かわからないと、同棲を語ることはできません。

僕:
都内勤務クソ雑魚システムエンジニア。ほぼテレワーク。
昨今の時世に配慮して巣ごもりした結果、ゲーム趣味に拍車がかかり、
定期的に友人と通話しながらゲームしたり、ガジェットを集めたりしている。
料理はそれなりにする。夜更かしがちで朝が苦手。

彼女:
薬剤師。同棲開始時はドラッグストア勤務で、不定休かつ早番と遅番が入り混じった働き方。のちにテレワーク可能な一般職に転職。趣味は読書と映画で、大量の本を所持している。
料理は結構する。掃除が苦手。

こんな二人が一緒に暮らしています。
ちなみに交際期間は2021/12/24時点で11年8か月です。
こんなに長く付き合っていても、一緒に住んで初めてわかることがあるから面白いですね。

家探し

いきなりですが同棲最初の関門です。
住むエリアは簡単に決まりました。僕はテレワーク主体なのでどこでもよかったし、彼女は配属替えしやすい企業だったためです。
しかし、住む部屋の条件でひと悶着ありました。

まず、お互い一人の時間は大事にしたいという考えだったので、寝室以外に2部屋欲しいという話になりました。3LDK以上が確定です。
出勤が少ない僕は、駅から徒歩10分ならいいかなーと考えていましたが、早番・遅番のある彼女はこれを断固拒否(というほど強く言える子ではないですが、明らかに嫌がっていた)。
一方僕は、少し駅から遠くても、テレワーク環境を快適にしたいと考え、広い家を求めていました。

駅近と広さの両立。これは家賃が跳ね上がる予感。
実際人通りの少ない朝夜を長い時間歩かせるのは僕も嫌だったし、
ダメもとで不動産屋に相談することにします。
やっぱり困ったときは専門家の力を借りるべきです。

10万円台で、駅徒歩5分以内で、3LDKで、独立洗面台ついてて、築20年以内のマンションタイプで、2階以上で、できれば全室洋室なんてそんな物件あるわけ…

あったわ。

奇跡的に、最近退去が決まった物件の予約に滑り込みました。
現在の我が家です。
皆さんも家探しの際はネットで探して唸ってないで住みたい町の不動産屋に行きましょう。ネットに出ていない新鮮な物件、ありますよ。
ちなみに同棲の際には、契約書の彼女の続柄のところに「婚約者」と書かされます。審査を通しやすくするためです。
相応の覚悟をもって同棲に臨みましょう。

家事について

料理
8:2くらいで彼女が多めにやります。料理しなかった方が洗い物をするというルールなので、僕は洗い物が多めです。
彼女は主に土日に作り置きを作って、平日はそれを手早く出してくれます。
逆に僕は土日に、少し手の込んだご飯を一から作ることが多いです。
お互い大切にしていることは、忙しい方を気遣うことです。
彼女の帰りが遅い日は、平日でも僕が作ることがあります。

お互い疲れ切っている日は迷わず外食です。
機嫌が悪くなるのをお金の力で未然に防げるなら安いもんです。

掃除
LDK・寝室・廊下・洗面所の床はAnkerのロボット掃除機君がやってくれます。各々の部屋は自分で必要に応じて掃除します。
水回りやコンロは僕がやることが多いです。トイレは彼女がやることが多いかな。
紹介のところでも書きましたが、彼女は掃除が苦手です。特に自分の部屋への関心の薄さは目を見張るものがあります。
一方僕は住環境の快適さに命を懸けています。
参考:https://note.com/yushin424/n/n9bbb49d790cd

このギャップがマジでしんどかった。
一度、カーテンの設置のために彼女の部屋に入り、衣服の下に埋まっていたCDケースを踏んで破壊したことがあります。
やってしまったと思ったのち、すぐに「なんでそんなところにCDがあるんだ」という怒りがわいてきました。
そもそも衣服の上を歩かないと行けなかったのも、ほかに本や書類が散乱していたためです。
でも踏んだ自分も悪いので、お互い気を付けることで仲直りしました。

以後、少しずつ、きわめて優しく、部屋の片づけを促しています。
最近床が見えるので感動してる。

本当に嫌なことは言ってあげて改善を促すのは大事ですね。
逆に、僕がペットボトルをシンクに放置する癖があるのを注意されたり、
洗い物かごの使い方の雑さを注意したりと、批判ではなく適切な指摘と改善要求がお互いできるようになってきました。

洗濯
ドラム式洗濯機は神。同棲するなら買うべき。
2人分干すのは重労働です。
ロボット掃除機も然り、お金で解決できるストレスのもとは積極的にお金を払って排除しましょう。
時間の節約にもつながります。家事の時間が1日1時間短縮できたら、その貴重な一時間を同居人とお茶する時間にあてられます。

プライベートについて

部屋探しの基準にもあったとおり、お互い一人の時間は尊重するようにしています。束縛することを望んだりはしません。
僕は部屋で通話しながらゲームをして夜更かしするし、彼女は部屋で一人Netflixで映画を見ることもあります。

僕は友人と飲みに行くし、彼女もお気に入りのバーに足を運ぶことがあります。

今日もそう。たとえクリスマスでも、彼女が職場の忘年会に出るというのであればそれを尊重します。転職して間もないので、同僚と親睦を深めるのが大事という理解をしています。

一緒に住むということは、すべての時間をともに過ごさなければならないということではありません。

ベタベタしすぎず、たまには程よい距離感を持つことも重要なのです。

お金の話

最後にちょっと現実的な話。
家のお金の管理は僕の仕事です。
毎月の予算に始まり、日々の買い物・光熱費・通信費・家賃・貯蓄額に至るまで管理しています。

家計簿をつけていて分かるのは、同棲のコスパの良さです。
「家事を楽にするためにお金使え」と言える根拠はここにあります。

共働きで二人ともお金を入れられているなら、プライベートで遊ぶお金も確保した上で、いいペースで貯蓄できます。
特に食費の節約ぶりはすさまじいです。安い食材を買いこんでまとめて作るを繰り返すだけで圧倒的なコスパを得られます。一人では余らせるかもしれないけれど、二人なら食べきれます。

この冬ドラム式洗濯機(30万円)を買いましたが、各々のボーナスから10万ずつ出し、残り10万を家計の貯蓄から出しました。同棲10ヶ月目でそこまで余裕で貯まります。

暮らし始めるとコスパを感じる同棲ですが、初期費用は当然かかります。
家賃10万なら、敷金礼金仲介手数料で30万スタートです。
2人用の家具の購入、家電のアップデート、引越し代金etc…
2人合わせて50万くらいは最低でも見積もっておいた方が良い気がします。
我が家は去年の冬ボーナスが引越し資金になりました。

終わりに

今回は互いを尊重した同棲生活について書きました。楽しいことばかりではありません。お金もかかります。

我が家はかなりうまくいっている方だと思います。たまたま二人とも一人暮らし経験が長く、生活力がある程度あったから成立していると思います。
あとは何より価値観の一致ですね。伊達に10年以上付き合ってません。
一緒に大人になってきたわけですから。

大人になってから同棲のために価値観をすり合わせるのは、
並大抵の苦労ではないでしょう。
どうか皆さんによき出会いと円満な生活が訪れることを祈ります。


明日でついにアドベントカレンダーも最後です。
明日は我らがホシくんが「大崎姉妹誕生日おめでとうございます2021」
というタイトルで書いてくれます。一年越しの後編、アツい。

ではでは。彼女がケーキ買って帰ってきたんでこれで終わりにしますね。
お疲れさまでした~

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