ハードルを上げる事でありえない速度で上達する

昨日はハードルを下げる事で上達するという記事を書かせていただきました。

力の抜けた状態はとても大切で自分のペースに合わせた取り組みができると、確実な上達に繋がります。


今回はその逆です。

普段からプロを目指している子を教えていたり、

それ以外の生徒でも期間を短くして目標を最短でクリアしたりなど

ハードな取り組みをしていたりするものです。

めちゃくちゃなスピードで強くなるためにはどうするか

みていきます。


それはきついよという目標設定

将棋を始める時

「1年で三段くらいはいけますよね。」(それでもぬるい気がしてきました)

それぐらいのスタンスで始めました。(表向きには年内初段とか言ってましたけど)

なめてるといえばなめていますが、

きつい目標設定をすることで

自然と「もっとやらないと間に合わない」と自分に圧をかけられます。

ある程度プレッシャーのかかる状況は集中力を高める事になりますし、

もっと良い事を取り入れようと工夫して考える姿勢も作ります。

結果的には初段の人にもよく勝つようになり、

初段に近い級位者くらいにはなる事ができています。

大体目標よりちょっと下くらいにおさまる事が多いです。

そうであれば高い目標を設定してそのつもりで頑張って結果を出すというのが早い上達には必要でしょう。

今から囲碁初めて県代表とか目指しても全然いいんですよ?

僕もこれからありえない挑戦をしていきたいものですね。


これまでの能力なんて関係ない

身の丈に合った取り組みを

なんて考えなくてもいいでしょう。

何が向いてるか、何が向いていないか

やってみないとわからないものです。

最初から「私はこれくらいの能力しかないから」と

決めつけて行動するのは

「私はこれくらいの能力しか身につけません」と宣言しているようなものです。

殻をぶち破るには、今までの決めつけを捨て

俺はこれだけの事をやると強い気持ちを持って取り組む事です。

大体いけるものです。人間の潜在能力を凄まじいですよ。


他人の言葉に惑わされない

「あなたはこうやったほうがいいかもね」

「もっと早く始めていれば可能性はあったかもね」

「それはやめたほうがいいよ」

「もっと簡単な取り組みで十分だよ」

などなど、他人からは色々な言葉を言われるものです。

良かれと思って言う事もありますよね。

そう僕も毎日書いてる(笑)

ですが、自分がどれくらい強くなるか、どう取り組むか、どんなスピードで上達するかは人に決められるものではありません。

すべては自分が覚悟を持って決める事です。


囲碁を教えていると、プロの世界に興味を持つ子というのはよく出会いますが、年齢的にちょっと遅いんじゃないの?という子にも出会います。

もちろん早い方が可能性は高いですし、強くなる可能性も高いでしょうが

では遅かったら諦めなきゃいけないの?というとそうではありません。

可能性があるならチャレンジして良いし、そういう可能性をどれだけ高めていくかが結果的に業界全体を強くすると思います。

本人の強い気持ちとしっかりとした取り組みがあれば誰よりも早く強くなります。

もし、ありえないくらいハードルの高いものだったとしても、全力で力添えできるようにしていきたいものです。

本人がやりたいのだから。


好きな事は死ぬほどやれる

本気で好きな事だと不思議と全然疲れないです。

常に脳が喜んでいます。

自分が好きでしょうがないと感じる事を

制御する必要はないですよね。


自分もなんだかんだで「教えるのが好き」というだけで

毎日12時間ほど囲碁に触れています。

その結果、囲碁も少しずつ強くなり、人を楽しませる事も少しずつできるようになってきました。もちろん教える技術も。

ハードルを上げるというのは何も苦しめというわけではなく

自分が今やりたいことなら

満足いくまでやり切った方が気持ちいいよねという事です。

せっかくの人生。楽しく生きたい。


まとめ

てきと~に楽しんで

一緒に強くなりましょう。

ここまで読んで頂きありがとうございます!サポートを頂けたら今後の活動の励みとなります。ぜひ一緒に囲碁を上達していきましょう!