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【囲碁】13路盤で覚える囲碁の考え方①

囲碁を始めたばかりの方は9路盤から打ち始める事が多いと思います。

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こちらの小さな碁盤で陣地の境界線や石の取る取られるに慣れていく事でしょう。

そろそろ慣れた頃に大きな碁盤で打ってみたいなという時にいきなり19路盤では「広すぎる!」となるのが自然な感想です。

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たしかにこれは広いですね。そこで少し小さめの碁盤があります。

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それが13路盤です。19路盤に比べると試合時間も短いですし、気軽に打てるのが良い所です。今はアプリなどで打つ事が主流ですね。

13路盤はどちらかというと19路盤に近い考え方が必要になってきます。

これまでの9路盤は石の接触したやり取りに特化している部分があるので、布石がなく石の取る、取られるの感覚に慣れる為にはとても良いものですが、13路盤では9路に比べると、広さが出たので布石が大切になってきます。

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広い碁盤になると、隅、辺、中央とそれぞれの場所によって働きが変わってきます。これらをしっかりと理解する事で骨組みをしっかりと作る事ができます。

ひとまず考え方を知る前に13路の一つの進行を見ていきましょう。

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黒1に白2といきなりくっつけて始まりました。右側が黒の陣地、左側が白の陣地のように見えます。

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その後、黒13と黒は左側の白の陣地に侵入しました。白14から黒に迫りますが、黒は左側でも陣地を作る事に成功しています。これでは白の陣地が小さくなってしまい、白は勝ちづらくなってしまいます。

この進行でわかる事は隅を空けておくと相手に侵入されやすく、簡単に陣地を作られてしまうという事です。

隅は陣地を作る上で大切な土台となります。また隅の配置によっても働きが変わってきます。少しずつ理解し囲碁の考え方を楽しんでいきましょう。

それではまた。

ここまで読んで頂きありがとうございます!サポートを頂けたら今後の活動の励みとなります。ぜひ一緒に囲碁を上達していきましょう!