囲碁のプロに勝負を挑んでみた①
囲碁というゲームはとても良いもので
碁会所で楽しく打つというのはもちろん
家でもネットで気軽に打てる対局場はたくさんあります。
先日、樹林さんのお誘いでオンライン飲み会に参加しました。(スクショ取り忘れました)
Zoomなど使い、対局しながらワイワイ楽しもうというものですね。
樹林さんのご飯はとても美味しいのでぜひ一度足を運んで頂けると嬉しいです。
さて、参加してみるとまさかの先生がいるではないですか。
そう
伊藤健良二段です。
面白い詰碁の本を書いたり、普及活動も積極的です。
以前『井場会』にも参加して頂いた事がありますね。
という事で対局させて頂いたので
ふりかえっていきましょう。
積極戦法
互先。コミは6目半です。井場が黒番となりました。
はい、まさかの13路盤による対局です。
小路盤は皆さんにも馴染みやすいと思いますので、楽しんで頂ければ嬉しいですね。
13路盤は狭くなった分より積極的な手が求められます。
その手が黒の9手目となります
黒番はのんびり打てない
「黒甘い」
黒1,3などは普通の手ですが、白4と先着されて甘いです。
右辺も左下も両方打てるならば両方打ちたい。
碁盤が狭い分より積極的に打っていく事が大切です。
その方が黒の先着の利がより多く出てきます。
相手が転ぶのを待つだけ
「実戦」9~16
白10から14までの打ち回しは伊藤先生ならでは。
基本的にこちらの仕掛けには動じててくれません。
堂々と淡々と打ってこちらが乱れるのを待つだけ。
そんな棋風です。
形勢が良くても悪くても同じ雰囲気しか感じないので
こちらが勝手に慌ててしまうのがいつものパターンです。
黒15と一応狙い通り。
白は力をためたので16と打ち込みました。
力を溜めたら怖がらない
「こわがってはいけない」
黒に迫られて怖いと
白1,3と手堅く打ってしまうのはよくありません。
黒4と黒がノビノビ陣地の拡大を目指せます。
力をためたら、次は攻めに使う事が大切です。
相手の言う事は聞けない
「実戦」17~23
お互い相手の言う事は聞けない展開になりました。
黒17,19と右辺の黒をしっかりと逃げてから黒23と右下白を脅かします。
白は18~22と右上の黒を取り込んでいきます。
右上は黒がつらい形になったので、この後右下の白に対しての攻めがどれくらい成果が得られるかという所が勝負所となります。
有効な攻めとは
「黒が逃げられない」
実戦の18に対して黒1と打つのは
白4まで右辺の黒がかなり窮屈となります。
その為実戦の19は仕方のない所でした。
ターゲットとなる石を攻める時は
直接攻めるのではなく、逆側、他の石を利用して攻めていくといいですね。
まとめ
思いの外長くなりそうですので
今回はこのあたりで。
ここまでの手順は下記のリンクとなります。
13路も考える事は多く、とても楽しめます。
対局時間も19路より早く終わるので気軽に楽しめますね。
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さて、てきと~に楽しんでいきましょう。
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