専門職ではなく、地域住民として屋台を創っていて、感じること
【リヤカー屋台製作ワークショップ 】
団地周辺の地域のつながりを作りたいと思い、取り組み始めたリヤカー屋台プロジェクト。
製作段階から団地住民、地域住民をどう巻き込むかを考えて、設計。
地域には「日常的に表現する場」が必要だな。
自分たちが作ったもの、という好きを感じてほしい。
この地域に、人に、モノに愛着を感じてほしいという想いで。
その仕掛けである「木片を藍染する」ワークショップを開催。
なんたって、参加してくれるみんなの笑顔がたまらない。
地域には「日常的に表現する場」が必要だな。と感じたな〜。
木片に各々なんでも好きなことを書き(描く)、それを藍染する。
好きな言葉、絵、好きな人への手紙、自分の身体を形どる、自分たちだけのカケラがたくさんできた。
それを創っている時の真剣な眼差し、ワクワクしている表情、全てが最高だったなー。
自分だけの表現をしている時、人の可能性は何倍にも広がっていくんだろうな。
年齢、病気、障害、関係なく、同じ地域に住む住民として出会うことは、未来を変えていくなと感じた。
ワークショップをしている場には、高齢の人、病気の人、障害の人、できない人、してもらう人、なんてレッテルが、感じられないほど、自然に、いろんな人が同じ空間に居た。
それぞれに役割を持ち、互いが互いに気にかけ合い、困っていたら助け、共生してんな〜と感じた。
そんな空間を感じた子どもたちが育っていくこの環境。
ここで育っていった子どもたちと創っていく未来はどんな未来になっていくんだろう。めっちゃくちゃ楽しみだな〜!
一緒につくろうぜ!と言える大人になっていたいな〜。
いや、寂しいから仲間に入れて〜!なのかw
ワークショップ中500枚くらい撮った中でも、お気に入りの一枚。
「一住民として、つながること」が大切
そして、なんと言っても「一住民として、つながること」が大切だと改めて感じた。
僕たちは日々、専門職として生きていることが多い。
「地域に出る」と言っているけども、1日のほとんどの時間はぐるんとびーの中で働いている。
意識をしていないと、いつの間にか「地域」との距離は離れていて、「介護」の中にいる。
今回の屋台製作をするにあたって、「自治会役員」として動くことにこだわった。
自治会役員になって2年目。役員にはなったけど、対して活動もしてこなかった。その中で、初めて、自治会役員として自らプロジェクトを立ち上げ動いた。
すると、団地の自治会役員の方はじめ、地域の方々や、僕の友人が10人くらいわざわざ東京から来て、めちゃくちゃ手伝ってくれた。
ワークショップの準備段階、開催当日、終了後、心からめちゃめちゃ幸せを感じていた。
これは、ぐるんとびーにいるからこそ感じられることだけど、ぐるんとびーの中だけにいたら感じられないことだったと思う。
”地域で生きる”を大事にしているからこそ、専門職や会社の肩書きの鎧を一旦横において、「一住民としての川邊くん」として、住民活動をすることの大切さを身に沁みたなぁ。
自分だけでは、できることはとても少ない。地域の一人ひとりの力をおかりして、生きているということを、生かされているということを実感した。
本当に、最高な1日だったな〜。
ご協力してくれた地域の皆さん、ぐるんとびーの皆さん、友達のみんな本当にありがとうございました!!!
次回は7/1(土)14:00~開催予定です。
次回で、屋台を完成まで持っていくので、是非ご参加ください〜!!!!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?