餅とピノキオ

三国志が好きなので画餅に帰すという言葉の意味が暫く分からなかった。
絵に描いた餅と現実を比較して何となく感じる焦燥感はたまらない。少なからずあったものが報われないからだ。

全ての事柄をそう考えるのはとてもハードだ。
だが良い事、楽しい事、幸せな事があっても確証が無いと何も感じられないものもある。

絵に描くほど餅は伸びないし、美味しくも無いっていうのが絶妙な現実との比喩表現だ。
ただ人によっては餅は永遠に伸びるらしい。
ついでにピノキオの鼻も伸びるんだろうな。

日本人らしく伸びる程鼻は高く無いし、ただ絵にするだけの餅なら要らないと嘘っぽく豪語しておこう。

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