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私が私につきまとう

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私が私につきまとう

ゆうしゃは日に当たり立ち尽くす

足元から常に伸びる影のように

日陰にいたら気づかなかった

日向にでたらそれは徐々にくっきり現れて

日差しが強ければ一際大自分の背丈を超えて、もはや私よりも大きくのびている

ーもっとしっかりしなければ
もっと人並みに生きなければ
情けない、出来損ない、欠落品ー

私が私に付きまとう

私を追い込む声を携えて

私は私だから決して離れず

ピタリとついては笑っている

ーそれしかできないのか
それしか動けないのか
みっともない、甘えてる、恥晒しー

今に見てろ、私は私を超えてやる

あなたを消すことはもう考えていない

あなたは私の一部だと今は思うから

私はあなたとどう付き合うかを考えるのだ

確かなことはただひとつ

私があなたを見て取れるのは

あなたの声を感じるのは

私がうっすらでも日に当たり始めたということ

今に見てろ、あなたすら肯定してみせる

私は私なんだ、あなたさえも

私から生まれた、私にしかない私

今日も今日とてつきまとう

今日も今日とて私は戦う

ゆうしゃはまた一歩、歩き出す

ーーー

何年経っても、少し吹っ切れてみても、変わらない自分の側面的なお話。
けれど、何も変わってないかと言われたら、きっと変化はしているのだと思います。動けないときには、その時の苦しみや悩み。少し動けるようになったら、またその時の苦しみや悩み。私自身、そうやって悩みがコロコロと変わりながらすこしずつ進んできたように思います。
追い詰めすぎずに生きてほしい、と他人には思えても、自分自身にはなかなか難しかったり、なかなか自分というものは複雑怪奇に思いますが、いつかそんな自分さえもまるっところっとと、乗りこなして愛していってみたいもの。
そして、人には声を出して言っていきたい!
今日も、皆様生き抜いてくれてありがとうございます!!

ーーー

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