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ナンデモや始動

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世界は毎日活気があって
世界は仕事であふれていた

ゆうしゃは何者にもなれない気がした
何者にもなれないと思ってしまう自分が虚しかった
いっそ運命を背負っていたのなら
道にも迷うことはなかったのだろうか
いやきっと、その時はその時で運命に抗いたがるんだろう
なんとも浅ましいけれど、それがきっと自分だった

何がしたいのか、何が好きなのか、
夢もたしかにあったはずなのに
そしてたしかに叶えたこともあったはずなのに
必死にかき集めては、風で舞い散る砂塵のように
あっけなくすべては世界へと散り散りに帰って行って
そのたびに大事にしてくれた人を裏切っている気がして
何度も見た光景が頭から離れない

今の私と向き合うたびに
今の私を受け入れようとするたびに
反比例するようにその恐怖は増していって

何者にもなりたくない
何者かにならなければ生きていけない
助けばかりかりて生きてはいけない
どうにかして何者かにならなければ
本音と本音が混ざり合って
それはそれはドロドロと形容しがたい色で

ただ一つ確かなことは

恩返しをするために生きると誓ったこと

たとえ何者でもない私であろうと


思い返せば幼いころから、大きく秀でたものがなかった
自分のことであれこれ心配させたり家族の輪を乱すことがいやで、穏便に生きるために目立たないようにとにかく努力だけはしてみて…
こなせても1番ではなくて、されど「良い子」ではあり続けて…
そんなことを繰り返すうちに、私が私になっていった
器用貧乏、とはよく言ったもので、本当にそんな感じ
そこに好奇心やら飽き性やらをトッピングしたカスタマイズ

≪好奇心の塊で、やってみないと気が済まない、そんな器用貧乏の自分≫

ならば、何かに秀でた天性で何者かにならずとも
色々をやってみる私でいいのではないか
もういっそ何度も壊れた未来だ、
やってみたいことをつめこんだ、そんな自分に

頭の中は極彩色でまわっていて
表現してみたいことがたくさんあって
やってみたかったことたちが騒いでいる
そう、そうだ
あの未来がこわれなければ
この声を聴くことは無かったのかもしれない

≪何が出るか、私もわからない、玉手箱≫

まるで私の頭の中のような一つ一つの活動たち
増えるのか減るのか
続くのか続かないか
そんなことはわからない
何者かになる理由が欲しいのかもしれない、
それでも
私は私だから、
だからこそ
掲げてみるのだ

≪私は、ナンデモや≫

私らしくて少し笑った
何者、なんて、名前なんてなくたっていい
ゆうしゃは、少し何者かになれた気がした

ーーー

思えば何している人間なのか、ちゃんとnoteに書いてないと気づきました。
実際に今はナンデモやさんです。まだまだ少しずつの活動ではありますが、写真を撮ったり、アクセサリー制作をしたり、踊っていたり、そして最近再開したnoteはじめ書くことであったり。なんともすでに様々で、しかし色鮮やかで飽き性でもある私にはいい刺激にもなってくれる活動さんたちです。
ゆえに統一感のない世界観での発信は多めですが、自分らしいとも思っています。
結局何の人なの??ってなるのが少し夢でもあります。笑
そしていろんな興味やジャンルをつなげられる人になれればなと。

何者、なんて名前がなくたって
あなたはあなただから十分で
今日も生き抜いてくれてありがとうなのです。

ーーー

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