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書くのが苦手な分野

私は「〜だ〜である」調で書くのが苦手です。それは話し言葉ではないからです。そして、結論ありきで話すのも苦手です。結論があるならそもそも考えないからです。私なりに真っ当に考えているのですが、とかくこの世は不便なもので、レポートでは断定的な語調を求められ、結論を求められます。

アートライティングというのは実に知識が求められる所だと学びました。本当に色々なことを知っていなければなりません。そしてわかりやすく書くのだと自分に言い聞かせています。ですが、わかりやすいアートってなんでしょう?とても奇妙です。

「アートライティングをやっている」と述べると、芸術家に下に見られることがあります。「英語もできたほうがいいよ」とアドバイスめいたことを言われました。
まあ、何事も語学は大切ですが…

私は誰かの作品の宣伝やらステートメントを書きたいからアートライティングを書く訳ではありません。

其処には非再現前的差異があり、非再現前性の物語について語らなければならないと常々思っているから学んでいるのです。それについて語ることとは〈説明出来ない事を説明する〉と云うのと同じ事で矛盾を孕みます。ですが、物語について充分に考える必要性を私は感じています。

アートライティングについても徹底的に分析して、「こう見るべきなのです」と改訂して誰かにお見せするような事はしないと思います。

同一化というのは私が避けている事の一つですから。

さて、それでも書かなければなりません。ディスクリプションでは描写しなければなりません。レポート課題では結論を書かなければなりません。そういう定型的なものの考え方が実に嫌いなのに、しなければなりません。

ところでnoteの使用が変わりましたね。今度これを使って面白いものでも書ければと思います。

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