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#彩りSP 感想 夢への/役へのグラデーション

※彩りSPの感想とバンドリについての文章になります。
イメージ先行で情報に間違いがあるかもしれませんがご容赦を。

・バンドリのライブ
作品の立ち上がりからしてバンドリはライブが先にあった(雑誌等の展開が並行していたものの)、現在のD4DJも同じような道を辿っている。
そんな中リアルバンド活動していないAfterglow,Pastel pallet,ハローハッピーワールドはボーカルがゲスト出演する形でライブを行ってきた。
RASがライブ活動を本格始動してからは動員増加の目的もあり前島亜美、伊藤美来両名が頻繁にライブに参加していた。

・初のバンドを伴わないフルライブ
ゲスト出演やミニライブはあっても3バンドが単独でライブを開催することは今まで無かった。そこから一歩踏み出したのが今回の特別公演だった。
結果としてZepp Tokyoを埋め尽くす形でチケットは完売、ライブビューイングもかなり埋まっていた。自分は5月の全バンド総出演ライブに向け、また #avexの犬   のはしくれとして2020年一人でステージに立つ前島亜美の姿を見逃すわけにはいかず仕事を蹴り飛ばして映画館に向かった。

・丸山彩と前島亜美、夢へのグラデーション
自己紹介は「Pastel Palettesの丸山彩です」という内容だった。前島亜美では無くキャラクターとしてステージに立つ、リアルバンドのメンツだとあまり意識していなかったがバンドリのライブは皆キャラクターとしてステージに立っているのだ。
ポピパの面々もだが丸山彩と前島亜美も名前や経歴をダブらせるキャラクターになっている。夢ノートに夢と目標を書き記し夢へのグラデーションを描く丸山彩、キャラクターに心動かされ丸山彩を体現する事で自分が再び見ることができた夢を届けようとする前島亜美。
バンドリのキャラ作りはアイマスを模倣した部分を感じるが、演者とキャラのダブらせ方もその一つだ。バンドリは響所属勢や事務所との組み方が強いためかアイマス以上に踏み込んだ作り込み方をしている。アンコール前の「もう一度ルミナス」は今までで一番だった。
そんなキャラクターと演者の在り方こそがグラデーションになっているのではないか。

・声優アイドルとは
感想のつもりが全くライブの様子を書けていないが、言葉にしたら零れ落ちてしまうようなライブだった。数曲でのライブ出演は今までもあった、それを繋ぎ合わせて2時間の公演にした、それが凄い事なんだと思いを改めた。
作品への参加が決まってから3年、ブシロードの看板を背負うように成長した結果今の作品規模で何でも当たり前に思えてしまうがが、今回が丸山彩の初単独ライブだったのだ。
前島亜美さんのことは知ってるようで知らなかった、だが今回のライブで多くのファンを得たに違いない。一ヶ月前にあった芹澤優ワンマンライブも声優アイドルの到達点だったが、彩SPもまた一つの到達点だった。
アニメを体現するライブとしてプリパラ/i☆Risを見てきたが、今回のライブはバンドリよりも自分が見てきたものに近かった。だからこそこの知っているようで未知な未来が気になる、そんな夢を見せてくれた。

改めていいライブだった、掛け値無しに。

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