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詐欺からおカネを守れ

こんにちは!

子どもに伝えたいお金にまつわる話を紹介しています!

さて、本日は、「詐欺からおカネを守る」という刺激的なテーマなんですが、大事なことを整理して3つ紹介したいと思います。

コウスケくんはふと思った「日本人って、おカネに対するイメージが悪いような気がするけど、じっさい、どういう被害があるのだろう?」

1 必ず儲かる!?

有名な昔話(実話)があります。

1900年代のはじめ、ある銀行で働いていたチャールズ・ポンジは、自分の銀行がほかの銀行より2倍も多い利息を払うため、お客さんが増えていることに気が付きました。

でも、

銀行の融資の儲けだけでは、約束した利息をお客さんに支払うことができないので、銀行のオーナーは残りのおカネをぜんぶ持って逃げてしまいました。

これを見たポンジは、「投資家を集めると、国際返信切手と為替レートの違いを活用すれば大儲けできるよ!」というもっともらしい話をでっちあげ3か月で資金を倍にすると投資家に約束しました。

切手の取引きではそれほど儲けがでなかったので、大儲けをしているふりをして新しい投資家を呼び込み、そこから初期の投資家へのリターンを支払っていました。

投資家から疑問のこえが出てくると、ポンジは疑問の声を黙らせるために広報のヒトを雇ったのですが、その広報のヒトが詐欺に気が付いて、ポンジはついに投獄されることになりました。

これを「ポンジスキーム」といい、代表的な「ピラミッドスキーム」です。

ピラミッドスキームとは、

「ぜったい儲かる投資があるんだけど!」と会員を集めて、会員の出資金をさらに古い会員に支払うことで、あたらかも投資の利益があがっているように見せかけて、実際の投資は行わないような手法のことです。

この詐欺は、リターンが異常に高いことがあります。

詐欺は、

ほかにも、運用成績が安定しすぎていることや、出資したおカネをなかなか返してくれないこと、投資の内容を秘密にしている、複雑すぎる、運用の情報を開示しない、という特徴があったりします。


2 なりすまし

この詐欺の被害者は、たいてい不正に気付かず、きづいたときにはすでに手遅れだったりします。

誰かが、あなたの個人情報を盗んで、あなたに「なりすまし」ます。

なぜ、そんなことをするかというと、詐欺師は、あなたの資産を盗んだり、あなたの名前を使って借金したりすることが目的だからです。

いくつか詐欺師がほしい情報を紹介すると、

〇個人情報

 住所、氏名、生年月日、クレジットカード番号といった個人情報をはじめ、とくに「パスワード」や「暗証番号」はぜったいに教えないようにしましょう

〇キャッシュカードの暗証番号

 キャッシュカードの暗証番号をデータ管理していたりそれをハッキングされるリスクがあるので、たとえば、紙とペンでローテクで残すなどで防ぐことができたりします。

〇クレジットカードなどの明細

 利用明細をチェックして、不審な取引きがないかを確認したり、

・住所や名前などの個人情報、クレジットカードの明細などは、シュレッダーにかけてから捨てる。

・古いキャッシュカードやクレジットカードは、はさみで切る。

・必要のなくなったおカネ関連の書類はシュレッダーする。

3 スマホを安全につかう

とくにスマホやパソコンは個人情報が詰まっていて、電子機器に保存された個人情報は、

「データのバックアップ」や「セキュリティソフトのインストール」手段があって、

まず、データのバックアップでは、スマホが故障することもあるし、ウイルスに感染してデータが消える可能性からスマホを守ります

つぎに、セキュリティソフトのインストールは、ウイルス・スパイウェア・マルウェアなどの悪意ある攻撃からスマホを守ります

ほかにも、街中ではWifiに接続するときも信頼できるネットワークかどうかも注意が必要だったりします。

はい、いかがでしょうか。

さて、本日は、「詐欺からおカネを守る」ということを整理して3つ紹介しました。

もし詐欺かな?と思ったら、悪徳商法や消費者を守るための法整備も進んでいるので、消費生活センターなどに相談しましょう。

最後まで読んでいただいてありがとうございました!


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