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ギフトエコノミー

このnoteでは
横断2日目の宿泊の話をさせてもらいます。

この日は、
ニューヨーク市内のクリスさんという人の家に宿泊させてもらいました。

アメリカにほとんど人脈のツテがない自分が
なぜ外国人の家に泊まらせてもらえたのか。

それは、
「warm showers(ウォームシャワーズ)」という
世界中のサイクリスト達が集うサイトを活用したからです。

https://www.warmshowers.org/user/login

このサイトは、
自転車で旅をしている人をお互いに助け合おうという精神の元で作られていて自分がゲストでもありホストでもあります。

僕はアメリカ横断中なのでゲストという形で
ニューヨーク市内で受け入れをしてるホストの人(クリスさん)に連絡を取って宿泊させてもらえました。

このサイトのすごい所は、
ホストは無償で宿を提供するという所です。

もちろん、
お金を節約するためだけにこのサイトを活用するのは気が引けますが、なんと言っても宿を提供してもらえるのはありがたい。

それだけではなく、
自転車という繋がりで話が盛り上がったり
アメリカの文化についてお話を聞けたり
アメリカの食生活も体験させてもらえたり
英語を喋る機会にもなったり…。

挙げ出したらキリがないくらい
たくさんの経験ができます。

一石何鳥なのか…。

これらの
ギブ&ギブの精神で成り立ってる仕組みを
経済ではギフトエコノミーと言うらしいです。

これを知ってから、
アメリカから帰国した後に、
日本にはどういった種類のギフトエコノミーがあるのだろうか。と探すのが楽しみになってきました。

日本の至る所にギフトエコノミーのコミュニティが出来たら、皆がしたいことを現実的にできる社会になるんじゃないかなぁ。

とぼんやり思った日でした。

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