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【2024年8月最新】マチュピチュ当日券のとり方。本当に面倒くさい手続きと見学コースの実態報告

自転車世界一周中!ゆーせいです。

2024年8月にペルーのマチュピチュに当日券を利用して、行ってまいりました。6月からマチュピチュ見学のコースが細分化されたことに伴い、おそらく当日券の取り方にも変化がありました。
ちなみに、クスコからマチュピチュ村への行き方やマチュピチュ村からマチュピチュ遺跡への行き方はこれまでと変わらないはずなので、他の方が書いてらっしゃる記事をお読みください笑。

この当日券購入、めっっっっちゃ面倒くさいです!!

自分が簡単に調べた限りでは当日券の取り方はネットに詳細な情報が上がっていないので、まとめてみようと思います。


全体の流れ

それぞれのサーキット・見学開始時間ごとに上限枚数が決まっています。
以下の3ステップとなります。
遺跡見学前々日:チケット購入のための正式な整理券をもらうための整理券をゲット
遺跡見学前日早朝:チケット購入のための正式な整理券をゲット
遺跡見学前日午後:チケットを購入

全て場所は以下の建物で完結します。

①遺跡見学前々日

最初のステップにして、最も重要なタイミングがここになります。何故なら、ここでもらえる「チケット購入のための正式な整理券をもらうための整理券」(以下A券)に書かれている番号が若いほど、次にもらえる「チケット購入のための正式な整理券」(以下B券)で若い番号をもらえ、B券の番号順にチケットを購入できるからです。

A券691番

このA券は朝の10時半ごろから配布されますが、10時ごろに行ってもすでに長蛇の列ができていて200番台の数字を渡されます。この番号であれば、どのサーキットにも行けることは間違いないですが、希望の時間がある方はさらにその2時間前くらいから待機していると確実です。

ここで問題になるのは、当日券を買うためにこの記事を読んでいるあなた!おそらく俗に「スタンドバイミーコース」と呼ばれるクスコからバスと徒歩でマチュピチュ村を目指すのではないでしょうか?
このプランでマチュピチュ村を目指す方はどう頑張ってもマチュピチュ村に到着するのは午後になってしまいます。こうなると、もらえる番号は500番台以降になってしまうと思います。私は普段自転車で旅行しているだけあって、他の方より相当歩くのが早いハズですし、村に到着後ホテルによる前に直接チケットオフィスに向かいましたが691番でした。

ちなみに、691番は時間帯こそ制限されますが、まだ全てのサーキットのチケットがギリギリ残っている状態でした。日によっては残っていない可能性もあるくらいの番号だと思います。

つまり、スタンドバイミーコースでマチュピチュを目指す場合、村についた翌日はもちろんのこと、村についた翌々日でも希望の時間帯はおろか、希望のサーキットのチケットがそもそも買えない可能性があることを留意しておいた方がいいでしょう。日程に余裕がない場合には、なるべく早い時間のバス、そして歩く時も急ぐのが必要です。日程に余裕がある方の場合は、到着日にA券をもらうことを諦めて、翌日にA券をもらうと割り切ってもいいかもしれません。
そして、電車を使ってマチュピチュ村を目指される方で、翌々日の行きたいサーキットのチケットを確実に買いたい方は午前中に村に到着する電車で行くことをお勧めします。

②遺跡見学前日5時半

ここでも少し、罠があります。前述の通りA券の番号順にB券が配られるのですが、前日の段階で職員からその説明はなく「5時半にオフィスに来い」とだけ言われます。これを聞いてA券の番号順でなく「朝早くから並んでいた順にB券が配られる」と勘違いしている人が早朝4時とかからチケットオフィスに並んでしまいます。というか、説明がないのでほとんどの人がこの勘違いを起こします笑。自分もそうでした。これには慌てる必要はなく5時半に行けば十分です。
時間になると、係の人がA券の番号を呼び上げますので、自分の番号が呼ばれたら、A券とパスポートを持ってチケットオフィスに入りましょう。
この時、朝早くから並んでいた人たちが騒いでいますし、番号順だと思っている人も騒いでいます笑。やがて諦めて集団が落ち着いてきます笑待ち時間はありますが2時間もすればB券をもらえます。

朝早くから並ぶ人々
並んでいた順番ではないと知り混乱する現場、奥にはそれでもまだ並ぼうとする人々笑

B券は正式な整理券らしく名前付きで電子で発行され、各自の集合時間が書かれています。この集合時間ももちろん番号順です。

このB券の受け取り、実はA券を持っていなくても可能な時もありそうです。それは、A券の時点で当日券1000枚分が捌けなかった時です。A券保持者にB券を渡し終わった時点でまだB券が1000枚に達していなかった場合、今度はA券を持っていない人たちが別に列を作っており、早く並んでいた人順でB券をもらえる仕組みになっているみたいです。ただし、これでB券をもらっても、番号はかなり後ろであまりの券しか買えないので、よっぽど時間がない人向けのオプションとなります。

③遺跡見学前日の午後

B券に書かれた時間にチケットオフィスに行くと、朝同様係官が番号を読み上げ始めますので、自分の番号が呼ばれたら、A券のとき同様パスポートとともにチケットオフィスに入ります。この時もまだ、集合時間の前に来て列を作ろうとする人がいることもありますが、番号順なので安心してください。

このとき、入り口の掲示板に各サーキットのチケット残数が表示されていますので、確認しておくと購入計画が立てやすいかと思います。入ってからも前の人たちが買っている間は待っていないといけません。購入カウンターは4〜5つほどあり、購入カウンターでうだうだどのサーキットを買うか迷っている人もいるので、購入カウンターについてからの判断がチケット購入の可否を分けるかもしれません。自分は購入カウンターで素早く自分の希望を伝え、希望サーキットの時間帯最後の一枚を取ることができました!

大事な注意点です!!

各1〜3サーキットにはAとBが存在し、それぞれ公式には回るコースが少し違います。

しかし!!

少なくともサーキットの2Aと2Bは結果的にどちらのサーキットを選んでも全く結果は変わりませんでした。サーキット2の中で動く分には、入口も一緒、誰かに注意されることもないので、好き放題動き回れます。自分が買ったサーキット2Aではいわゆるフォトスポットの写真を取れる展望台に行くことができないサーキットとなっていましたが、その場にいた係官に「写真取りたいんだけど、写真スポット行ってもいい?」ってわざわざ聞いて「いいよ〜」って言われたくらいです。もちろん係官に聞くことなくその写真スポットに行く人もいます。そして何より、途中で自分のサーキットが書かれたバッジを回収されるので、回収されてからは誰がどのサーキットを回っているのかすら曖昧になってしまいます。笑

本来自分のチケットでは入れない場所からの写真笑

おそらく、サーキット1の人が2のコースに行くことはできないです。サーキット1と2は入口こそほぼ同じですがバッジを持ってる段階で、早々に別れ道がきます。度胸がある人は別サーキットにチャレンジしてみてもいいかもしれませんが、おそらく注意されると思います。ただし、同サーキット内の細かい違いを気にする必要はなく「全部いける」と思っていて問題ないかと思います。
ただし、ワイナピチュやフチュイピチュに行くような登山サーキットは事情が異なりかなり厳格に制限していると思われます。というか自分が行った時間には登山道に通じる道の門が完全に閉められていました。

以上から2Aを買うか2Bを買うか迷った時は、希望のコースよりも希望の時間を優先してチケットを取るのがいいかもしれません

終わりに

まだまだ運用が始まったばかりの新サーキットと、当日券の購入。これから先もその運用方法が変化していくことが十分にあり得ます、、、、。この記事だけを鵜呑みにすることなく、柔軟な対応が必要です。肝心なのは、もし行きたいサーキット・時間帯が決まっている場合にはとにかく日程・時間に余裕を持って行動することだと思います。

皆様のペルー観光の一助となれば幸いです。

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