グロ、ホラー、鬱映画しか観れん🥺👊🏻

9月6日水曜日
最近散歩を始めた。
今日は行ってないけど、近くのビデオ屋さんまで。(TSUTAYAやゲオ)
行く時間はだいたい夜、ヘッドホンで音楽を聴きながらゼーハー歩いている。


借りる映画はだいたい鬱映画、ホラー映画、グロ映画どれもアングラ色が強めのものだ。たまにそうじゃないのも借りるけど。
今借りてるのは「Sall」「PICNIC(岩井俊二)」「チョコレートドーナツ」「IT(初代)」
昨日「PICNIC」だけ観た。やっぱりこの監督と撮影さんがタッグを組作品が好きだと改めて思った。「花とアリス」はあまり良く感じられなかったけど、この作品であたしの中では株は元に戻った。


話題を戻す。
引きこもってからそういうものばかり借りているので、家族に不審がられている。
今日ついに、どうして?怖いのばっかり借りるの?と母に聞かれた。
私には、私なりの理由があった。



前に仕事が上手くいかず、鬱状態になった時に、こんなことではダメだ。気持ちをあげる行動をしなきゃと思い、ディズニー+で「メリー・ポピンズ」を観た。が、
自分の気持ちの落ち込みようとメリーポピンズの明るいノリにギャップがありすぎて8分くらいでリタイアしてしまった。本当に悲しかった。何もかも投げ出したい気分になって、鬱で苦しい。こういう気持ちになると映画すら観れないんだと思った。(改めて明るい気持ちの時に観ました。お父さんと子供を中心に置いたストーリーに弱くて泣いた。ラストの切なさもすごくいいしSupercalifragilisticexpialidocious は呪文を覚えるまで聴いた。)


後日、暗い気持ちの時にメリーポピンズのリベンジしようと思い、「ハイ・ライズ」という映画を観た。前みたいに観れなかったらどうしようと不安だったのだがなんと、この映画は最後まで観れた。終始頭がおかしくなりそうな刺激的な絵と構造で面白かった。と個人的には思う。トム・ヒドルストンの美しさに酔っていたのかもしれない。
嬉しかった。
暗くて、カオスで、気持ち悪くて、グロくて、演者が悲しい表情や怒りの表情、怯えている表情ばかりをしている。そんな映画なら観れる。自分の気持ちと近く、寄り添ってくれることを知れた。

今の私は働けていないし、鬱だし、情緒不安定だ。最近は起きてる時間が苦痛で寝てばかりいる。そんなどん底で生きるのが辛いあたしと鬱、グロ、ホラーは溶け会える気がして気持ちよかった。

だからお母さんにも明るい映画を観ると自分とのギャップに辛くなるから、暗い映画を観てる。と説明した。
そしたらなんか色々、感じ取ってくれたようで、「そっか、そんなに辛かったんだ。知らなかったなあ。今日一緒に寝る?いいよ。」
と言ってくれた。

……いやあたし20歳なんですけど!公立の高校……?卒業してるんですけど!

でもそういう風に気持ちをわかってくれて甘えさせて貰えるのもちょっと嬉しい気がした。

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