まちで見かける文字は誰かが作ったもの

昨日まで本と活字館で開催されていた「活字の種を作った人々」展を再訪。前に見逃していたことがあったので再訪して良かった。

展示企画協力の雪朱里さんが会場にいたので雪さんの著書『もじモジ探偵団 まちで見かける文字デザインの秘密』(グラフィック社、2022年)の感想を話すことができた。特に「テレビ美術の文字」の章に驚いたことを話したらしばし盛り上がった。この章で取り上げられている会社はNHKの朝ドラ「いだてん」にでてきた幟も作ったそうだ。まちで見かける文字は誰かが作ったものだ、誰がいつ作ったのだろう、何を考えて作ったのだろうと考えるとまちが今までと違って見える。そんな話もした。

雑誌『デザインのひきだし』で続いている連載がまとまった量になれば続編を書籍化するとのこと。楽しみだ。


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