New no+eBook
ぼくはまっさらなノートが好きだ。まだ何も決まってなくて、まだ何も書かれていないまっさらなノートが好きだ。何かしら新たな決意をするといつも新しいノートが欲しくなって、何を書こうかと考えるだけでワクワクしてくる。そこにはいろんな可能性が満ちているからだ。
ここから何かが始まりそうな予感がして、優柔不断でいくつになっても迷ってばかりで、どうしようもないぼくの行く先を照らしだしてくれるような。
そして、そんなぼくをどこか遠くへと連れ出してくれるんじゃないかと勝手な期待をしてしまうのだ