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俳句ポストって投稿すればかなりの確立で入選するんじゃないか、などと思ったりしていた。中級は選外を受け入れる覚悟をもってなどとも書かれているけれど、少々甘く見てたかもしれない。今回の兼題「夜長」では選外となった。少々どころじゃなく甘く見過ぎてた・・・・
 今まで、選外になったらショックを受けるかもしれない、などと考えていたけれど、意外にもそれは皆無。やっぱり残念・無念という気持ちもあるのだけれど、結果は納得して受け入れている。火曜日に名前が無い時点でやっぱりな~って感じ。自分の投稿した句が何て陳腐なんだろうって瞬時に理解できた。
逆に、蜘蛛とか雷で入選できてたことが、何ともありがたいことだったかとも思う。

躓いた経験を無駄にしないように、振り返りをしてみる。
作句は6句 投句は2句
作句:山積みの課題片付く夜長かな
   長き夜に離婚届を眺めおり
   〇返信をただ待つている夜の長き
   注釈を端からあたる夜長かな
   カタログを三冊比べる長き夜
   〇長き夜の声を聞きたき人の無し
〇つけた2句を投句。

秋の夜長、何をしよう、何かが起こるかもしれない、そういうポジティブより何もできない、ひたすら暗く長い時間が過ぎていくそんなネガティブな印象を夜長には感じた。
自分ながら、何の捻りも、詩心もないのだから没は当たり前って気がする。今回は何を出しても没ったろうな~って思う。
長い夜、夜長は実感として持っているけれど、それを句にできる情景が乏しかった、散文的・説明的なのは俳句としては弱いんだな~って感じる。
課題は「詩心」「詩的表現」「具体的で印象的な措辞」季語の理解を深めて響き合う景色を見つけて詩的に表現すること。

サイトに投稿して発表の時期、何らか採用されると、それだけで安堵して関心が薄くなってしまうけれど、振り返りをしていくことって大事だなと思ったりする。
自分の俳句の向き合い方は、相変わらずで「!」とした心境や状況は上手でなくても素直に表現していきたいし、投稿するような句は、学びを重ねて上達を目指す。毎日何らかつぶやくのは、たくさんの季語と出会うきっかけとなるし俳句ポストや俳句生活の兼題では深く感じることができる。

新酒、後の月など、どう詠んでいいのかわからないような季語も1か月考えると何となく形にはなった。今は「霜」「山茶花」そして「セーター」自分なりの取り組みを続けていこうと思う。