「る」ルービックキューブ・涙腺：俳句幼稚園

ルービック・キューブ完成雪囲
涙腺の緩む場面や十二月

るーびっく・きゅーぶかんせいゆきがこい
るいせんのゆるむばめんやじゅうにがつ

「る」幼い頃のしりとりでは「ルビー」「留守番」しか思いつかなかった。さすがに今では辞書に頼らなくても、累々とか類型、累計、ルッコラくらいは思い出せる。にしても、る始まりの言葉の少なさ・・・・。カ行サ行の豊富さに比べてこの違いは何なのだろう？

1句目、雪囲を合わせたのは、イメージだけ。囲うの四角い感じ、しっかり固めた感じが、色分けされた立方体の完成と被るかな～くらい。防雪の備えをして、お部屋で脳トレみたいな感じもあるけれど。
2句目、「場面」か「画面」か迷う。年の暮れに映画を鑑賞してちょうどクライマックス。大きい画面では涙腺も大きく開放されるだろうみたいなイメージだけれど、映画に限定しなくて、何らかの涙の場面の妄想があれば良いのかなって。
涙腺、激怒や憐憫、哀しさよりうれし涙や感涙で緩ませたいと願う師走。