🔰俳句幼稚園(28~29作目)季語・地虫出づ

地虫出づ洗濯物を庭に干し
世のことは我関せずと地虫出づ

じむしいづせんたくものをにわにほし
よのことはわれかんせずとじむしいづ

これはまた、聞いたことなくて、どう詠んだら良いのか見当つかなかった季語。紫乃先生のハッシュタグとかコメントを拝読して、ヒントをいただいた。熟練の皆様も手こずっているんだもの・・・
地虫って、主に甲虫類の幼虫らしい。カブトムシとかクワガタとかの幼虫は見たことある。昔写真絵本でも見たし、息子の友達のパパさんがたくさん育てていた。最初グロテスクだけれど見慣れればそれなりにカワイイ。どんな生き物も子供はカワイイ。そろそろ暖かくなってきたよって感じ。リアルでは洗濯物は部屋干しだけれど。
世の中、たくさんの情報が溢れてるけれど、時には自分のことにだけ集中して耳を塞いで見ないでいられたら良いなって気持ちで2句目を詠んだ。

「ず」と「づ」の違いがあるのだろう。地震とか地面 ふりがなは「じしん」「じめん」地は「ち」なのに何故だろう?
最初「出づ」を「出ず」に変換してて、何となく違和感があって見直した。言葉の細やかさに気づく。名詞とか動詞とか諸々、勉強しなおさなくちゃ。