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季語・花時 花過ぎ:俳句幼稚園

花時の風船バレー白熱す
花時や太極拳のしなやかさ
幼子の転んで起きて花過ぎる

はなどきのふうせんばれーはくねつす
はなどきやたいきょくけんのしなやかさ
おさなごのころんでおきてはなすぎる

花時、花過ぎ 桜の花の咲く頃 良い季節だな~って思う。花が咲く良い季節だけれど季節は巡る。今があってこれからがある。
1句目、デイサービスでお馴染みのレクリエーションの風景。その時々の精一杯を人はみな生きてるってイメージで詠んだ
2句目、何となく青空の公園で桜の木をバックに太極拳をしてる人が浮かんだので。太極拳は動きがきれい。ゆっくりな見かけより運動量は多いし実はキツいと聞く。
3句目、子供が転んだり起き上がったりしながら歩けるようになって、これからの世界が広がってほしいな~みたいな。花の時期は過ぎて桜は葉をつけて実を結んでいく