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季語・初桜:俳句幼稚園
初桜今朝も異動の知らせ聞き
薄墨の空に溶けゆく初桜
はつざくらけさもいどうのしらせきき
うすずみのそらにとけゆくはつざくら
1句目、初桜の知らせを聞く頃、人事異動とか退職とか配置換えの連絡を受けることが多い。顔なじみになった行政の職員や事業所の方々とのお別れが、少し切なかったりする。でも、若い人たちは栄転とか出世になったり、新天地で頑張る門出でもある。感謝を伝え、労ったり明るく送り出したい。
2句目、初桜、初めて咲く花はほんの一輪、二輪。桜の花の色は薄くて淡い。曇り空の下では頼りなく見える。