見出し画像

季語・むかで:俳句幼稚園

カサコソと百足の気配飛び起きる
いつの間にどこから来たの百足這う
たくさんの想い乱れし百足見る

かさこそとむかでのけはいとびおきる
いつのまにどこからきたのむかではう
たくさんのおもいみだれしむかでみる

これは、実話。山間地の長閑な場所に住んでるから昆虫とか虫は顔なじみ。ムカデは遠くから見てる分には実害は無いと思ってるけれど、夜寝静まっていると耳元でカサカサって音がしてハッとしてみると畳の上にいたりして、悲鳴が轟くことになる。
時々だけれど、家の中にいて、どこから入ってきたのか不思議に思う。夫がいれば退治してもらえるけれど、自分では気絶するかなくらいに叩いて箒で外に掃き出す。虫にも命がある。それだけじゃなくて死ぬまで叩いたりすると内蔵物が出てきたりしてそれを拭うのが、怖い。
3句目はたくさんの足がそれなりの秩序の中で動いているのだろうけれど、1本や2本、反発して別の道を歩きたくなったりしないかな~って妄想や戯れ言、そのものを詠んだのではなくて「ムカデ見てる自分がいろいろ迷ってるけど」って感じ。

まだ、推敲とか勉強に集中できないので、コメントはできれば甘口でお願いします。