見出し画像

旬杯~みんなの短歌大会に参加いたします

日曜日に俳句、川柳の記事投稿ができて、こうなると欲が出てくる。是非ともコンプリートしたい。凍結になっちゃうから悔いを残したくない。
なわけで、ひねり出した三首。テーマはいつかの夏の想い出

吾は父と妹は母と手を繋ぎ見上げた先の花火は丸く
昼寝してアイスを食べて夏休み縁側渡る風の涼しさ
茹でたてのトウモロコシと枝豆と贅沢なことあの日は知らず

子供の頃のこと諸々。あまり良いことは覚えていないのだけれど、いろいろ思い出してみたら、嫌なこと・悪いことばかりでもなくて、こういうのが多分、郷愁。幼い頃の夏を詠んでみた。

一首目 私は二人姉妹の姉。父親が運転免許を取得したのは私が物心ついてから。自家用車で移動できるまでは、お出かけはほとんど徒歩。娘達を歩かせたり、疲れてグズった時には抱いたりおんぶしたり、親は大変だったろう。
親子四人で手を繋いで花火大会とか盆踊りとかお墓参りとか親戚の家だとか、よく行ったな~。私もまだ小さかったのだけれど、不思議と疲れたとか歩くのが嫌だとか感じた記憶は無い

二首目 小学生の頃の夏休み 昔の親はのんきだった。子供のことに構っていられなかったのかもしれない。宿題しなさいなどと言われたこともなく、本当に何してたんだろう?って疑問に感じるくらい何もしてなかった気がする。私は内向的な子供だったので、絵を描いたり本を読んだり、お昼寝したり・・・今思うと、何て贅沢な時間だったのだろう。山間地に住んでいたし昔は今ほど暑くもなかった。全般的に長閑な時代だった、懐かしい。

三首目 山間地なので、米や野菜は田畑で取れた自家製のものを食べていた。春夏秋冬、旬になると採れすぎてそればかり食べることになる。当時は、もっとお店で売っているようなものを食べてみたいと思ったものだ。きゅうりとかナスとかインゲン、トマト・・・野趣溢れる野菜たち。あの頃なんで大切に食べなかったのだろうと悔やまれる。畑直送の新鮮さなど今では中々望めない。

昭和の時代。もう50年くらい経つ。自分にとってはつい、この間って感じるのだけれど・・・・

*何とか短歌も間に合って、コンプリートできた。やればできる自分を密かに褒める。

みんなの大会に関わる全ての皆様、ありがとうございます。よろしくお願いします。