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Photo by
noranekopochi
「す」隅っこ・スムーズ:俳句幼稚園
隅っこの居心地の良く寒苦鳥
スムーズに関節動く日向ぼこ
すみっこのいごこちのよくかんくちょう
すむーずにかんせつうごくひなたぼこ
「す」から始まる言葉、素敵とか素直とか凄いとか少し、ストーブ。スピッツもそうだった!探せば良い言葉がたくさんある
1句目、季語歳を当たっていて出会った季語「寒苦鳥」夜は寒いので、夜が明けたら寒さを凌ぐための巣を作ることを決意するけれど、夜が明けたら、巣など作って何になるものか、世の中は儚いんだから~って考えるような、例えば怠け者の譬えになるような想像上の鳥らしい。まさに自分のことを言われてるようで耳が痛い。そんなズボラな自分だけれど、この世の片隅にひっそりといられたら良いな~なんて思う
2句目、当初はリハビリしてスムーズに可動域が開くのをイメージした。自立した動きが困難となっても、専門職が関わって身体が固まってしまうのを防ぐことができる。ご本人の頑張りもあるし、事業者の熱意もあって、そんな日常をいつか詠んでみたい。
五七五にはリハビリの光景は表現しきれなかったので、日向ぼっこの温かさの中で身体が動くありがたさみたいなものを表現したつもり。