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型・その3 6句:俳句幼稚園

そこここに富士の裾野の菫かな
トラックの荷台にパンダ二月かな
噛み合わぬ会話途切れて遅日かな

見上ぐれば雲の濃淡長閑かな
→流れゆく雲の濃淡長閑かな
→濃淡の雲浮かびたる長閑かな

ひとりでは背負えない課題雨水かな
→一人では課題背負えぬ雨水かな
食卓に一品増やす浅蜊かな

型その3 上五中七のフレーズに下五で季語。3文字の季語+かな。春季語で3文字を探すことから始めた。
なので、12文字のフレーズに合わせる季語を探す、ではなく季語に合わせる感覚。
「かな」がつくと俳句らしくなる。春の季語は明るくて気分が晴れ晴れするものが多い。寒さはまだまだ厳しいけれど・・・・

次回は型その3の応用 一物仕立て。季語の成文を表現する。でも季語の説明ではなく・・・・更にハードルが上がる。季語はどこにおいても良い、って言われても戸惑う。チャレンジあるのみ。この挑戦が俳筋を鍛える。
型の練習。紫乃さんは終了されている。頑張って後を追う。3月半ばには完走したい。

追記:コメント欄参照 添削していただき推敲した。俳句は奥が深いなと思う。