アーユルヴェーダ生命の科学②
アーユルヴェーダでは人間は自然の一部。
地・水・火・風・空の五元素に分ける。
✴︎地...山のように安定させる=良い姿勢をとるには背を伸ばす
✴︎水...海のように柔らかくリラックス
✴︎火...太陽のように明るく熱を保ち
✴︎風...風のように自由な呼吸で
✴︎空...空のように清く大きな心を
これらを保てば、本来自分が持つ大自然のパワーを引き出せる
五元素を三種に分けたドーシャとは、
✴︎カパ...水・地
✴︎ピッタ...火・水
✴︎ヴァータ...風・空
ドーシャは、一日の中、季節の中、年齢によっても変化する体を支える3つのエネルギー。
ドーシャのバランスを保つと、病気を遠ざけ健康維持に繋がる。
体内を、かまど炊飯に例える図⬆︎
ドーシャバランスが良いと、美味しいご飯活力素ができる。バランスを整えるには、
規則正しく自然のリズムに合わせて生活する。
毎日の生活にヨガを取り入れる時、
ドーシャバランスを保つように組む。
日常生活では使わない筋肉を動かすと、体だけでなく意識も目覚める。
インストラクターがレッスンをガイドする上で必要なスキルは、言葉だけでなく動きがある。見せるガイドの向上の為細かく学ぶ。
自主練習も、細部に意識しながら練習する。
小さなことでもできることから習慣に。
最初は質より量を意識してマイペースに良い習慣を身につける。やはり継続は力なり。
体づくりには「運動×栄養×休養」が必須。
運動で筋繊維が破壊されたあとには、十分な”栄養”(たんぱく質)を採り新たな体をつくる元を摂取する。
その後の”休養”でその栄養分が体を作る。
できるだけヨガに適した筋肉になるよう(筋肥大しない)体幹を意識してトレーニングする。
トレーニング後は、たんぱく質をしっかりとって、良い体をつくる。
体の組織をつくるたんぱく質は、肉、魚、大豆、卵、牛乳など。
食事でとるたんぱく質は、胃や腸で分解され後にペプチド→アミノ酸となる。
つまり食事から2~3時間かけてアミノ酸となり体に吸収されるので多少時間がかかる。
現代では即吸収できるアミノ酸として、ドリンクやサプリメント(30分~1時間で体に吸収)がたくさんある。
スポーツをする人はBCAA(分岐鎖アミノ酸※バリン、ロイシン、イソロイシン)の摂取が大切。
また脂肪をおとしたい方は、筋トレ後に有酸素運動ウォーキングやジョギングをすると、心拍数が少し上がる。
有酸素運動でさらに効果的に脂肪を燃焼させる。
インドの古典ヨガ哲学 永井由香著からの学び
ヨガは実践する哲学。
実践の伴わない知識も、知識に基づかない実践も
無意味なもの。
開脚のポーズを練習するとする。
正しくヨガを理解している人は、身体と意識と呼吸を繋いで、自分を観察しながらポーズを行う。
行為、実践自体が目的であり、その結果が目的地でないため、その日の身体のコンディションや気候によってポーズの完成度が違っても一喜一憂せずに受け入れる。
結果、ポーズの心地よさを感じることができ、身体にもよい効果があり、練習を続けることで開脚が深まる。
本の中の文章にとても感銘し、自分に落とし込むため、本の中の文章を抜粋させていただきました。
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