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ベリーズ観光地紹介⑤ カハル・ペッチ

 ベリーズ西部の都市サン・イグナシオ San Ignacio にあるマヤ遺跡です。小高い丘を上がりきる直前に広がっています。

地図中の「Yellow Belly Backpackers」の辺りをローカルバスが通るので、そこで降りると近い。

 シュナントゥニッチとは違って、カハル・ペッチは実際に人が住んでいた遺構だそうです。建物の上に立つと、何となく人がいた気配がする…そんな不思議な場所でもあります。

シュナントゥニッチほど、建物は大きくありません。


ここが Plaza F です。何となく人の気配を感じます。

 個人的には、カハル・ペッチはちょっと怖い場所でした。何となく人の気配がしたこともそうですが、人と人を戦わせた場所だという Plaza A の空気が不思議と重苦しかったせいでもあります。全体的に森が遺跡に迫ってきていたので、そう感じただけかもしれませんが。

森の中にたたずむ遺跡

 なんか行きたくなくなるようなことを書きましたが、サン・イグナシオ中心部から徒歩で行けるカハル・ペッチは、お金を節約しながら旅行したい人にはぴったり。そうではなくても、充実した付属の博物館、きれいに清掃された敷地、観光客が少なくゆっくりじっくり見て回れること、など、カハル・ペッチには魅力がたくさんあります。

 一応、入場には料金がかかりますが、ツーリストでも10BZDくらいだと思います。ちなみに、カハル・ペッチに向かう急坂をそのまま上りきると、日本人経営の寿司店もあります。そちらと一緒に楽しむのもいいかと。