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ベリーズ日記 2024.04.15 算数教育

 月曜日。
 朝は7:50に家を出ると決めている。1.6kmの道のりを歩いて学校へ。着くのはだいたい8:07くらい。歩くの速いとみんなに言われる。
 8:30に始業。今日は2年生の先生がいなかったので、代わりに算数の授業をした。今、小数をやっているのは知っていたけど、かけ算の筆算が怪しい子がけっこういるので、そこの復習。学力差が大きいので、「1問出すー解答」を繰り返す。意図的にくり上がりは極力入れない。入れると低位の子は太刀打ちできない。低位の子は位の意味を理解していないので、そもそも筆算の形に書けない。そんな子たちと、それなりにさっと計算できる子たちが同居する教室。先生の普段の苦労を感じる。
 ただ、個別指導にかかりっきりになっては全体が崩壊するので、1問書いて解かせている間に、さっと個別指導(という名の6割激励)を済ませる。それを11回繰り返した。2けた×1けたまでは低位の子でもなんとかなっていたけど、3けたになると、とたんに正答率が下がる。
 これはやはり、位を理解していないことが要因だろう。数自体はくり上がりのない簡単なものを選んでいた。ノートを見ると、3けたになると筆算の形がめちゃくちゃで、計算を始めることもできていない。筆算の形がぐちゃぐちゃだから、どこから計算していいのかが見えてこないのだと思う。
 2けた×1けたまでは、位を理解していなくても、なんとなく正しい筆算の形にかけている。でも、3けたになると崩れる。ともなって、どうやるのかが見えなくなって、???という結果に。

 では、どうすべきかは明日。