【ゆるっと養生】目の疲れ
みなさん、こんにちは。
養生では、目は「肝」との関わりが深いとされていて、目の不調やトラブルはその「肝」が弱っているからかもしれません。
目は「肝」に蓄えられている「血」によって栄養やエネルギーが養われて、ものを見ることができると考えられています。
パソコン作業を長時間行ったり、テレビやスマホを見すぎるなどして目を使いすぎると、
「血」を消耗するため、「肝」に貯蔵していた血が不足して不調としてあらわれるというのです。
まずは日づけが変わる前に寝ること。
子午流注という考え方では、「肝」や「肝」とかかわりの深い「胆」は、夜の23〜3時によく働き、
全身を巡る血液はこの時間に肝に戻り、解毒や新陳代謝に関わっているとされています。
ですからこの時間に起きていれば、汚れた血が肝に戻ることができずに全身を漂うことになるのです。
色々なご事情がある現代ではありますが、まずは5分でも、10分でも早く寝ること。
お休みの日は、23時までには寝るようにしてみましょう。
また目が疲れているということは、目の周りの筋肉や血流も疲れていますから、マッサージやホットタオルやホットアイマスクなどで温めるのも効果的です。
ホットタオルも、濡らしたタオルを30秒くらいレンチンするだけで作れますよ。
乾燥やしょぼしょぼには、潤いを補うクコの実やほうれん草、黒豆、ブルーベリーがおすすめ。
ただしワーファリン服用中は、重度の出血を引き起こす恐れがあるので、枸杞は控えましょう。
充血には、肝の巡りをよくする菊茶やミントティー、グレープフルーツで、こもった熱を冷ましながら気の巡りを良くしましょう。
カルシウム拮抗剤や睡眠薬などを服用中は、グレープフルーツは控えましょう。
今日も最後までありがとうございました。
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