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頭の中にパワハラ上司がいた話

こんにちは、ゆるるです。
タイトルを見ると怖い話みたいですね。
先にお伝えすると、ホラーでも病気の話でもないので、安心して読んでみてください。
強いて言うなら、ゆでたまごの話です。

専業主婦になって5か月目
私はそろそろ働かなきゃな―と思いつつ、何も行動できずにいました。
もう体はどこも悪くないけれど、やりたいお仕事はない、なんなら無職にむいてるよな・・・と毎日何も成し遂げない日々を過ごしていました。

ある日、せめて教養でもつけようと近所の本屋へGO!
手に取ったのは、「ツレがうつになりまして。」を書かれた細川貂々さんの書籍、「やっぱり、それでいい。人の話を聞くストレスが自分の癒しに変わる方法」です。

やっぱり、それでいい。: 人の話を聞くストレスが自分の癒しに変わる方法 | 細川 貂々, 水島 広子 |本 | 通販 | Amazon

私は仕事が嫌になってから退職にいたるまで、人と会話をすることが苦痛になっていました。
今も人と話すことに気合をいれる必要のある私にぴったりのタイトルです。
読み進めていると、こんな内容がありました。

「自分の『こころの声』を聴いたことがありますか?」
「私はこころをゆでたまごみたいだな、って思ってます。白身は、思考で世間体や常識を基準にしてる。黄身は、本質で感じるもの、ポカポカあたたかくゆるがないものです。」
「私たちは普段頭でどうしたらいいか考えすぎて『こころの声』を聴きそびれています。」

なるほど・・・。

じゃあ、私のこころの声とやらを書き出してみよう。

〇ゆでたまごの白身(世間体の声)
・さっさと働かなきゃいけない
・もっと行動的に元気にならなきゃいけない
・良い年齢だけど、子供は?
・仕事の資格更新の準備は?

↑これを見て不快になられたらすみません。私も書いてて具合悪くなりそうでした。

〇ゆでたまごの黄身(ポカポカと本質で感じるもの)
・キャリアとかどうでもいいよ~、おいしくごはんが食べられる方が大切
・衣食住困らず、夫と仲良く暮らせたらいい
・私は平均的な人より体力ないけど、でも良いやつだよ
・せっかく元気になったし、心身ともに健康に過ごしていきたいな~
・というか、毎日眠たい。本読むより寝てたい。

そう、私の「こころの声」は「寝たい。」でした。
専業主婦で、毎日8時間寝てても、睡眠不足なんてことがあるんですね。
びっくりです。

思いっきり寝てみた
昼寝をした後は、退職してから一番すっきりとした調子でした。

もうひとつ気づいたことがあります。
「私のゆでたまごの白身の声って、本当に私の意見?別人格じゃない?」
黄身(本質で感じるもの)の声に気づいた後だと、白身の声は昔の職場にいたパワハラ上司のようです。

私は頭の中にパワハラ上司を飼っていたようです。
楽しいことや幸せになることを考えるための頭の中に、自分を苦しめる存在を居座らせてました。家賃ももらえないのに。

そんなわけで頭の中にいるパワハラ上司の相手をやめて、自分の本音と会話をする習慣をつけていこうと思います。

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ここまで読んでいただいて、ありがとうございます✨

<追記>
素人が一人でやってみたワークなので、もしかしたら間違ってる部分もあるかもしれません。
それでも私のこころはとても穏やかになりました。
ご興味のある方は、ぜひ本書をご覧ください。「こんなに良い内容が1,000円ちょっとで買えていいのかしら。」という本です。
漫画でストーリーが進んでいくので読みやすいし、精神科医の水島広子先生のコラムが読んでいてどこか勇気づけられる内容です。

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