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【6通目】看護師常駐シェアハウス『ゆるりと』をつくろうと思った理由

~病気になっても毎日を心豊かに過ごせるわたしであるために~
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訪問看護ステーションを起業してから、約250名の自宅看取りに携わってきました。

泣いたり、笑ったり、ひとりひとりに「人生の物語」がありました。

そんな中、最期まで自宅にいたいと希望しながら叶わなかった方が何人かいらっしゃいました。

「家族に迷惑をかけたくない」という気持ちがつよい方
ほとんどの方がこの気持ちをもっています。
でも家族の立場からすると「迷惑と思ってない。私にできることはしてあげたい」と思っています。
訪問看護師として、双方の思いを受け止め、すり合わせできるよう働きかけます。
もちろん、実際に介護の負担が増えないよう様々なサービスを提案します。
それでも、「迷惑じゃないと言われても、自分がそう考えられない」と病院を選ぶ方もいました。

「ひとりでいることが不安」「医療者がそばにいないと不安」となる方
ひとり暮らしの方、もしくは家族が日中仕事のためひとりの時間が多く、“ひとり時間”に耐えられない方は最終的に病院を選ぶケースもありました。
また、急変する可能性が高く、その不安に耐えられない方から、「看護師さん、泊まっていって」と言われたこともありました。
訪問看護のサービスでは希望を実現できない、限界点があると痛感しました。

このような方たちは、入院するしかない=病人として人生を終えるしかないの?

最期のときまで、自分らしい人生を生きていくことをあきらめてほしくない

自宅でなくとも生活の空間を保ちつつ、自分らしく過ごせる。
看護師がそばにいるという安心感が得られる、新たな場所。
それを実現させる、少人数で暮らせる看護師常駐シェアハウスが必要と考えました。

「貴重な日々を、自分らしく生きる」×「自分のことを理解してくれる看護師が近くにいる」 唯一無二の場所

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限られた時間のなかで、あなたがどう生きていきたいのか、お話を聞かせてください。
そしてこれからの過ごし方を一緒に考えていきましょう。
これから先のことが不安でどう生きていきたいのかわからないという方も、
自分の気持ちを言葉にして対話を重ねることで、気持ちの整理ができたり、自分自身が何を大切にしているのか再認識できたりします。
公式LINEより「お問い合わせ」ください。

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