小3の「おひとりさま」
お馴染みの長男の「鉄道ひとり旅。」
今回は、堺を走っている阪堺電気軌道(通称:チンチン電車)に乗る旅。
1日乗車券を買って、チンチン電車を乗りまくるらしい。
旅の前には必ずプレゼンをしてもらって
親からは1つか2つミッションを与える。
と言っても、やってもやらなくてもいいので
長男の気持ち次第。
今回は「海の写真を撮る」と「かき氷を食べる。」
その日は暑かったので
ご褒美ミッションになるかなと、提案した。
長男の今回の旅の第1目的は、
もちろん電車に乗ることなのだけど、
今回のもう一つの目的は「住吉大社に行くこと。」
私が神社という空間が好きなせいか
旅先で神社を訪れることが多いせいか
長男は神社が好きだ。
私は子どもの頃は初詣で参拝するぐらいだったので
単純におもしろいなーと感じる。
ひとり旅のときは、時々連絡してくるように長男に伝えているので、
なにかの折に近況報告をしてくれるのだけど、
「おかあさん、今日は暑すぎて海まで行けへんわ〜」と言ってきたので
「ほな、かき氷食べて帰ってきーな」と応えた。
「どこかにかき氷屋さんあるかな?」と、問う彼。
有名店で好きなお店があるにはあるのだけど、地図もないし、なんとも伝えにくいのでササっと検索してチンチン電車の駅近くにあるお店を探した。
見つかったのは、めっちゃ、お茶屋さん…。
小3が行くには渋すぎるし、敷居が高すぎるのではないか?
「りーくん、お茶屋さんのかき氷ならありそうやけど、ちょっと入りづらいかも。そんで、それなりに高いと思うで。浜寺公園にもかき氷売ってるとこあるんちゃうかな」と、その方が気楽に食べられるよねーと思いながら私は伝えた。
「お!!オレ、抹茶味好きやねーん。オッケー!まあ行ってみるわー」と電話を切った長男。
長男の持っている電話はキッズ携帯なので、SMSでお茶屋さんの名前だけ一応送っておいた。
しばらく経って、また電話があったので、
「どうした?」と出てみたら、お茶屋さんの前まで来たという。
なんと、行くんかいな(笑)
「そんで、どうしたらいいんやろか?」と長男。
「そやな、とりあえず、店員さんに『ぼくひとりなんですけど、かき氷食べられますか?』って聞いてみたらいいよ」と伝えた。
それから数時間経って、長男が帰ってきた。
「おかあさーん、かき氷食べたで。めっちゃ美味しかったー!」
なんでも、かき氷とほうじ茶のセットを食べたらしい。
その金額がコチラ↓
母もびっくりだわ。
よくお金持ってたなー。
(私はお金があっても頼めないかもしれない 笑)
「ICOCAもあるし、足りるかなーと思って。美味しかったけど、食べたら冷えたわー」と嬉しそう。
(おいおい、どこでもICOCAで支払えるとは限らんぞ。)
「店員さんともめっちゃ仲良くなって、色々お話したよー。
お客さんとも話したー!」
「でも、なーんか、みんなに見られてる感じがあって、ドキドキしたわ!」
そりゃそうでしょうよ。
小3のちっちゃい男子が一人でお茶屋さんに入って「抹茶かき氷とほうじ茶。」
なかなか見られない光景やわ。
私がお客さんでも、気になって見てしまうし、話しかけるかも(笑)
我が子の社交性の高さに驚くと同時に、想像すると笑える。
さて、住吉大社に行った長男に私の代わりにお参りしてお願いしてー!と頼んだことがありました。
それは…
「たくさんの人に、初の電子書籍を読んでもらえますように」
というわけで、長男りーくんの「鉄オタ成長記録」でもある
「ぼく、電車でひとり旅すんねん!」
を出版いたしました。
今は小3になった長男の鉄オタの歩みを綴りながら、子どもの好きを応援していくことの大切さについて書きました。
Amazonでお読みいただけます。
お読みいただけたら、飛び上がって喜びます。
Amazonでレビューしていただけたら、もう泣いて喜びます。
電車が大好きなお子さんのいる親御さん、
子育てを頑張ってる親御さんに届くといいなー。
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