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【わたしの妊娠記録vol.2】産科デビュー

20代後半で結婚、その後お互い仕事の関係で妊活はせず。31歳から妊活を開始し、心が病んだり紆余曲折しつつも顕微授精で32歳で妊娠。そんなわたしたちの妊娠記録。

産科デビュー

 不妊治療の時のタイミング法で産科にはお世話になったが、妊婦としてくるのは初めて。当たり前だが不妊治療クリニックのように殺伐としていないし、妊婦だらけ。新生児までいる。
 不妊治療クリニックはとにかく静かだったので、わいわいしてる産科とは雰囲気が違いすぎて初日は戸惑ったのを覚えている。
 口コミを見ると私の産科(日本)は待ち時間が長いことで有名らしいが、不妊治療クリニックで待つことは慣れていたので2時間以内なら個人的には許容範囲。気長に待つという術を知らず知らずのうちに身につけたようである。

医者って雑談できるんだ

 採血をし、血圧と体重を測ると内診室に呼ばれる。医師の指定はしなかった。
 まだ9週のため経膣エコーであるが、エコーを見ながら医者が「ちゃんと元気だね〜。変わりはない??」と質問。不妊治療クリニックを卒業してから出血が続いた旨話したが、エコーでは特に出血は見られなかったそうで、「胎盤形成か何かの時に出た出血でしょう。今赤ちゃん見たところ元気なので大丈夫ですよ」と言われてホッとする。赤ちゃんもだんだん人間らしい形に近づいてきた。この日は10週だったので、いわゆる9週の壁というのを超えられたらしい。
 診察室に戻った後、わたしがシンガポールに住んでいて、一時帰国中に不妊治療をしていたこと、早くシンガポールに帰りたいこと(笑)、などいろいろ話した。不妊治療クリニックと違い病院もまったりしているのか、わたし一人に10分も割いていた。(不妊治療クリニックではいつも3~5分しか診察室に滞在しなかったし、医者の笑顔は一切なかった)この不妊治療クリニックとの違いにとても驚いた。医者って雑談できるんだ、と思った。(失礼)

母子手帳はない

 海外から一時帰国している間の妊娠で、住民票を入れていないため母子手帳はない。母子手帳があればクーポンなどがついていて妊婦健診はほぼ無料になるのだが、今回はエコーだけで高額になる採血などはまた里帰り出産で日本に戻って母子手帳がもらえるようになってからやるそうだ。妊娠はしたが母子手帳はない、不思議な感じであった。ちなみにエコーだけでの会計は5000円ほどであった。不妊治療でいつも驚くような金額を払っていたので5万円の見間違いかと思ったのは内緒。

帰国できる日を信じて

 諸事情により不妊治療クリニックを卒業できるのかはまだわからないが、とりあえずフライトは取ってあるのでそのフライトの少し前に2回目のエコーをまた産科でして、赤ちゃんに特段問題がなければシンガポールに戻ろうと思っていた。絶対不妊治療クリニックを卒業するんだ!と強く信じて次の不妊治療クリニックと産科の検診を待った。
 なぜ不妊治療クリニックに引き続き通っているかは以下の記事で。


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