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写真に対するスタンス表明
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2017年3月の記事一覧

写真沼に、片足を突っ込んで

写真って、その入り口に立った時に考えていた以上にずっと… 底なし沼みたいな趣味だった。 まず、道具がいる。知識がいる。 この時点で、すでに膨大な情報が目の前に山積みで。 それらをあれやこれやとつまみ食いしながら、先を進んでいると。 今度は自分と向き合うことを要求される、という段階に入る。 何が撮りたいのか、どう撮りたいのか、良い写真とは何か。 撮れば楽しい、では終われなくなってくるのがこの辺り。 そろそろ撮った写真が溜まってきたぞ。 ブックにまとめよう、写真展をしよう

写真には日常を、幸福を

これは人物写真、特にご家族での撮影に限った話なんだけれども。 "幸福の気配のある写真"を撮るのが好きだ。 それはおそらく家族写真というものが、"見返す"ことを前提にして撮るものだからだと思う。 例えば5年後10年後に撮った写真を見返した時。 その情景が物凄く幸せそうに見えたとしたら… 実際その時は結構大変だったり、しんどい思いが続いてたりしていても。 「あの時はあれはあれで、幸福だったのかもしれないな」 って思えるんじゃないかなって。 人間には、思い出補正という優しさ