見出し画像

赤信号とクマさんの話

今の時期とても寒いですが、皆さんは風邪などひいていませんか?

今回の記事はうつ病やストレスが強い状態の時に陥りやすい心理状態を、わかりやすく例え話で説明してみようと思います(一般の方向け)


「自殺をしてはいけない」ということは「当たり前」として、誰でも言われてきたことだと思います

そもそも、「普段平和に生活している」分には、まずそんなことは考えないと思います


同じように「赤信号を渡ってはいけない」というのも、みんなが知っているルールです

ただ、「何のためにルールがあるのか」を考えずに、やみくもに「それはダメなこと」と言い続けていると、無意識のうちに人を追い詰めたり傷つけたりしてしまっている可能性もあることは知っておいた方が良いかもしれません

法律でも決まっていることですし、よほどのことがないと赤信号は渡らないでしょう

普通の信号待ちです


ただ、特別な条件下ではどうでしょうか?

例えば、うつ病などのストレスが極端にかかっている状態では、そもそも視野が極端に狭くなります

選べる道が、「頑張って仕事に行くか(生きるか)」「死ぬか」くらい狭まってしまっている人もいます

そんな中、何もしなくても学校や仕事に行かなければならない時間が迫ってくるので、当然苦しくなってきます

最初は小さかった迫ってくるプレッシャーも、いつしかクマのように大きくて怖いもののように感じてきている人もいます

うつ病などのストレスがかかっている状態がひどくなってくると、本人の中では「(なぜか)後ろからクマが追いかけてきているのに赤信号を渡る以外の逃げ道がない」状態に近くなってきます

当然正常な判断ができる状態ではないので、「(本当はまずいけど)赤信号を渡って逃げた方がいいのではないか」という考えが出てくるのも仕方がないと思います

そこで「赤信号を渡るのは良くない!」と正論だけを言うことが、果たしてその人にとって本当にいいアドバイスになるんでしょうか?

ここから先は

683字

¥ 330

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

サポート頂いた方には、なにかしらの形で還元していきたいと思っています。ご希望の記事内容であったり、これからの活動での社会貢献であったり…。お力を頂ける方はご協力お願いします!