精神科医が考えた「心療内科・精神科の上手なかかりかた」(再診編)

先生の診察で色々症状や薬について相談したいけど、「いつも緊張してしまってなかなか話せない…」という方のために


精神科医目線で「これをやってくれると助かる」「短時間で効率よく伝わる」受診のコツ教えます!(あくまで個人の見解です)


①一番最初に伝えること~要点を簡潔に~

主治医として一番知りたいのは「前回の受診からどう変わったか」です

「今一番困っていること」があるならそれも最初に伝えておき、あとは具体的な話を進めていくという流れがシンプルです

主治医としても、話題を広げすぎると結局どの話題を重視してもらいたいのかわかりにくくなってしまいます

結局、簡単に「前回から調子は〇〇で、今一番困っているのは□□です」とお伝え頂けると、主治医は「なるほど」、「そういうことか」「だとしたら何が原因だろう」などと考え、あなたは次の質問をしてもらいやすくなります


②上手に話せなそうなとき

~質問や話題は数個に絞って箇条書き~

どうしても一般の方は医師との会話するときに緊張する方が多いようです

うまく会話できなそうなときは紙やスマホのメモなどの補助ツールを使う漏れなく伝えられそうですが、たまにA4用紙いっぱいに1~2枚の原稿にびっしり文字で経過をまとめてくる方がいらっしゃいます

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