ゆるキャラ®グランプリ2019の下馬評などなど

今年も開催されます「ゆるキャラグランプリ2019」。
今年もエントリーが締め切られ、色々なキャラクターがエントリーしているのを見ることが出来ます。

今回の記事ではエントリーキャラをみて、あーだこーだ下馬評を述べたいと思います。

今年のご当地新顔は学校関係のキャラが多い

今年のご当地部門、おおよそ例年エントリーしているキャラが多いのですが、これはと思う新顔をチェックしていると学校関連のキャラが多いという印象があります。

りおん(つくば市立吾妻中学校)

なまず大王(大阪市立鯰江小学校PTA)

西ちゅう(京都市立西賀茂中学校)

石山式部っち(大津市立石山小学校)

こう見てみると、学校キャラというと数年前のように手作り感満載のキャラクターが多かったように見えますが、今年の新顔を見てみるとプロの業者に製作を依頼した本格的なキャラが多いという印象がありますね。主に学校行事に登場させると思いますが、学校関係者以外にも見る機会を与えてくれないともったいないなと思います。地域のお祭りや市民祭り等で活躍する機会を与えてほしいものです。

企業キャラは個性的なキャラが多くエントリー

今年の企業部門は露骨に組織票を狙うキャラは少なくなったかなという印象がありますが、ユニークな外見で一発を狙おうというキャラは健在なのでその中からいくつか紹介しましょう。

快便うんちくん

関西方面ではもうおなじみのキャラかと思いますが、イエロー・ブルー・ピングのうんちのキャラです。トモエ物産はうんちくん駄菓子が主力商品のようですが、関西の洒落がわかる人向けのキャラですね。

やごじい

本格芋焼酎のキャラのようです。とにかく顔のインパクトがすごい。

ゲートウェイ太郎

犬山家の高輪ゲートウェイ非公式キャラ。5回もエントリーを断られたようで、紹介文もいろいろおかしい。果たして、どこまで票を伸ばすことが出来るのだろうか…。

モッくんファミリー

長らくダイエーのキャラクターとして活躍したモッくんがいよいよエントリー。絶滅危惧キャラがどこまで票を伸ばすことが出来るかに期待。

三太

リアルなカモシカのキャラクター。これ、実物はどんな動きをするか、決選投票で見てみたいものですね。

マシューとないしょのおともだち

今年のちぃたん☆枠ですね。決選投票の場でどれだけ暴れるパフォーマンスをするのか?

ご当地部門、今年のグランプリ争いは?

今年のご当地部門ですが、ほぼ本命不在という感じになっています。今年はガチファン陣営がふっかちゃん・しんじょう君・カパルのような本命候補を擁立できていないというのが理由ですね。
そんな中、今年はどのキャラがグランプリを獲得するのか下馬評を書いてみたいと思います。

◎アルクマ(長野県PRキャラクター)

決選投票地のホストであるアルクマが立候補しているなら、出世大名家康くんの時のように勝負ありかなと思います。元々ゆるキャラに興味が無い人たちの間では「なんでこんなにかわいい子がグランプリじゃないのか」という声が強かったキャラではあります。なので、順当にアルクマが勝つんじゃないかなと思います。

〇一生犬鳴!イヌナキン!(泉佐野市公式キャラクター)

昨年の組織票騒動に影響を受けたキャラの1つ。昨年エントリーキャラでは最上位なので、今年も懲りずに大量投票で上位を狙ってくると思います。
弱点という意味では、決選投票地が大阪から少々遠いのと、大阪が一枚岩になれない(後述)のがありますね。

△滝ノ道ゆずる(箕面市公式キャラクター)

オールドファンとしては、ゆずるにグランプリを獲ってほしいもの。しかし、イヌナキンも大阪のキャラであるため、大阪が一枚岩になれずに票が割れてしまう。このことが昨年の大阪開催で大阪のキャラがグランプリを獲れなかった最大の理由だと思います。お膝元での活躍はとてもすごいけど、たまには都内でも魅力を発信してほしいですね。

×オカザえもん

あえてあえて、ガチファンが集結して1つのキャラに集中投票することになるなら、6年ぶりにエントリーしたオカザえもんになるのではと思います。知名度は2013年のご当地キャラ総選挙2位の実績があるため全国レベル。組織票はなく知名度だけでどこまで票を伸ばせるかがポイントですね。

最後まで読んで頂きありがとうございます。キャラクター関連の重箱の隅をつつくような取材をしていこうと思います。ご興味がありましたら、サポートをお願いいたします。