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ハザードマップ

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2020年10月の記事一覧

私ができること、やりたいこと:その1【ハザードマップをどう使う?vol.5】

これまでハザードマップの有効性や問題点、マイ・タイムラインづくりの取り組みなどを見てきました。 ハザードマップを使いこなすことで少しでも「助かるはずの命が助かる」ために、私ができることは何か?を考えていきます。 noteを使った情報発信これまでもやってきたことですし、既に色々な方々が読んで下さっているので、この場を使って情報発信するのも1つの方法ですよね。 今後は不定期で【御当地ハザードマップ】というシリーズで、ランダムでどこかの地域のハザードマップについて考察した記事を

仲間を集め、若手を育成したい!:私ができること、やりたいこと その2【ハザードマップをどう使う?vol.6】

ハザードマップを使いこなすことで少しでも「助かるはずの命が助かる」ために、私ができることは何か? セミナーやアドバイザーの他に何かないのか??考えていきます。 「マイ・タイムラインのワークショップ」イベント避難行動をあらかじめ準備しておくマイ・タイムライン(詳細はコチラ)。 これは是非、多くの場でサービス提供をしてみたい。 ありがたいことに、国土交通省のサイトではマイ・タイムライン作成ワークショップの手引書や教材など無料公開しています。(勉強します♬) 今は国の関係機関の

「横っ面」を比べてみました:巨大地すべり×ダム=大惨事?!:仙台市泉区七北田ダム周辺地域part3【御当地ハザードマップvol.1】

現状で知られている日本最大の地震地すべりよりも大きい?という疑惑が生まれている、宮城県仙台市泉区の七北田ダム地すべり(筆者が勝手に命名)。 これが本当に地震で動く地すべりなのか?ただ今検討中です! 荒砥沢地すべりとの比較②:断面形状・・その2前回は荒砥沢地すべりの断面図を紹介するまででした。 とりあえずは荒砥沢地すべりの断面図をもう1度。 今度は真ん中のC測線の断面図です。 赤線がすべり面。底面はほぼ水平ですよね。 では、七北田ダム地すべりの断面図を見てみましょう!

"内水氾濫"ハザードマップを見てみよう!:東京都東久留米市を事例に part1【ハザードマップをどう使う? vol.6】

ハザードマップ全般に関してアレコレと考える「ハザードマップをどう使う?」シリーズ。 今回は東京都東久留米市を例にとり、私自身の「見たい場所のハザードマップ」に行きつくまでの経緯をお話しします。 ハザードマップの基本に関する過去記事はコチラです(vol.0~2)。 ※トップ画像はスーパー地形(カシミール3D)より抜粋した画像をもとに筆者作成。なおカシミール3Dは元データとして国土地理院の「電子国土」を使っているそうです(出典:国土地理院ウェブサイト) ※以下の地形・地図画像

どうやって見る?"内水氾濫"ハザードマップを見てみよう!:東京都東久留米市を事例に part2【ハザードマップをどう使う? vol.6】

前回では「重ねるハザードマップ」では内水氾濫ハザードマップを見れなかったというところまでお話ししました。 では、どうやったら見られるのか?今回はそのお話です。 東久留米市のおさらい東久留米市(赤色)は下図のように東京23区(水色)の西に位置します。 スーパー地形(カシミール3D)より抜粋した画像をもとに筆者作成。 なおカシミール3Dは元データとして国土地理院の「電子国土」を使っているそうです(出典:国土地理院ウェブサイト) ※トップ画像や以下の地形・地図画像すべて引用もと