なんでもやってみたらいい
なんでもやってみたらいい。
いつもそう思っているし、以前から口ぐせでもある。
失敗したらそこで次の手を打てばいいだけの話だ。
かつて日本は、インターネットに先んじてキャプテンシステムというネットワークの開発を進めていた。
しかし、インターネットに壊滅させられてしまった。
僕の知り合いに、当時通産省と連携してキャプテンシステムの開発に携わっていた人がいる。
日本初のメールシステムを開発した人だ。
彼が言うに、キャプテンシステムはセキュリティにこだわりすぎたという。
一方、インターネットは何も考えていなかった。とりあえずつなげてみよう。問題が起こったらその都度考えようというやり方だった。
日本にはいいところがいっぱいあるけど、始まる前から石橋をたたきすぎるというのはみんなが言うところ。
ところでぼくは毎日Twitterで面白かったポッドキャストのまとめを投稿しているんだけど、今日はGoogleグラスの開発者の話を取り上げている。
Googleグラスというのは、メガネ型のコンピュータである。
歩きスマホになるとか、盗撮されるとか、依存症を発症するとか・・・日本だけじゃなくてアメリカでも批判されているんだけど、なんで使う前からごちゃごちゃ言うのかわからない。
とりあえずやってみればいいじゃないですか。
使ったうえで、問題が出れば修正しよう。
開発者のサッド・スターナーは20年も重いパソコンを体に装着して生活し、そのうえでこのデバイスを開発しているのだ。
彼の自由な精神に触れて思わず熱くなってしまった。でもなんでも同じだと思う。使う前から顔をしかめるのはやめにしたい。
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