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毎月29日はブックの日

昨日の記事を読み返してみて、あんがいまともなことを書いているので安心した。「はずかしくて読み返せない~(汗)」と思っていたのである。じつは寝ながら書いた。一行書くたびに突っ伏して寝ていた。

目を覚ましてはまた書き、そしてまた突っ伏して寝るということをくりかえしながら『NHKスペシャル 証言記録 兵士たちの戦争 ガダルカナル 繰り返された白兵突撃』のことを思っていた。

旧日本軍兵士の人が、ガダルカナルの米軍基地に夜襲をかけるために行軍しつつ「歩きながら寝た」と言っていたからだ。「歩きながら寝られるんですよ!」と自信たっぷりに繰り返すので、この人はほんとに歩きながら寝たんだろうな~と思うしかなかった。ああいう極限状態に置かれたら、足を動かしつつ、アタマだけ寝られるのだろう。

というわけで、ぼくも昨日は40時間くらい寝ていない状態で書いていたが、さすがにタイピングしながら寝ることはできない。だから寝ては書き、書いては寝て、を繰り返した。よく最後まで書けたものだ。「ガダルカナルの白兵突撃はぼくには耐えられないな~」思いながら書いた。

それでおっかなびっくり読み返してみたらあんがいまともな文章になっていたので安心したのであった。

しかし、ああいうことは止めなければならない。もう無理の利かない年である。つまらないことで無理して命を縮めてもつまらない。漫画家さんがわりに早くなくなるのは、そういう無理をくりかえすからではないかと思っている。うっかり引き受けてしまったけど、もうああいうことは止める。

というわけで、今日はひさしぶりにブックオフへ行った。。。ってなんだか正真正銘の日記みたいになってきたな~(笑)。それはともかく、今日は29日だ。毎月29日は、「ブックの日」である。ぶ(2)っく(9)の日!

ブックの日は250円お買い上げごとに、50円の商品券がもらえるお得な日だ。1000円分の本をレジに持っていくと、200円分の商品券をくれる。使用期限は1か月なのでぼくはその日のうちに使ってしまう。

300円の本と200円の商品券をレジに持っていく。すると、今度は50円の券をくれる。それもその日のうちに使ってしまう。

108円の本と50円の商品券をレジに持っていくと、レジの人と顔を合わせるのがその日3度目になるのでなんとなくはずかしい。しかし、今度は商品券をくれないので、これでブックの日は終了だ。

こうやって月に一度、3回レジに行くのが楽しみだった。SARS-CoV-2が蔓延するまでは。。。しかしこの1年はまったく行っていない。

ブックオフは空調があまり良くないイメージがある。イメージというより事実である。立ち読みが多いので意図的にやっているのだろう。とくにコミックのフロアの空調が悪かった。しかし、いざこういう世の中になってみるとあれはマイナスですね~。さすがに今は改善しているだろうけど、それでもなんとなーく行くのがためらわれる。

それでズルズルと一年ほど行ってなかった。ブックオフオンラインもいいけど、でも、行く方がたのしいんだよな~。新刊本の書店もいいけど、古本屋にはちがった楽しみがある。

ぼくのスマホは毎月ブックの日にアラートが来るように設定してある。アラートが来るたびに「行こう行こう」とおもいつつ、行きそびれていた。そして今日もアラートが来たのである。

昨日までは仕事漬けだったし「いっちょ、かましてやるか~」と思って気合を入れて歩いて行ったのである。しかし20:31分にブックオフについてみると、みごとに閉店していた。20時閉店だそうだ。中では店員さんが棚卸をやっていた。

というわけで、戦果ゼロ。ほんとうは高橋留美子先生の昔のマンガを大量購入してやろうと思っていた。ついでに怪しげな陰謀論の本があったら(新刊本だったら買わないけど)買ってやろうではないか、などとも思っていた。「いまから出かけたらnoteの投稿が遅れるな~」などと思いつつテンションを上げて出かけたのだけど、ぼくがあくせくと自宅労働をしているあいだに世の中はすっかり時短になっていたのだった。

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