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シロウトの文章術

「読みやすい文章とは、いったいどういうものなのだろう」

ぼくがそういうことを考えるようになったのはごく最近である。

このnoteを書き始めてからのことだ。

おサケにたとえるなら「のど越しよくスッと入ってくる」ような文章。ラクに読めて、ぱっとアタマに入るような文章を書くにはどうすればいいのだろう。

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世の中には読みやすい文章があふれている。

ネットニュースには、読みやすい文章ばかりが並んでいる。なぜならプロのライターが書いているからだ。

これは、テレビをつけるとうまい人の歌ばかりが聞こえてくるのと同じである。下手な人はカメラの前で歌わせてもらえない。

しかし、カラオケにいくとそうそうウマい人はいないように、シロウトの書いた文章もプロほど読みやすくはない。

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ぼくもnoteを書き始めてから、自分をふくめたシロウトの文章をよむ機会がふえた。

しかし..なんというか読んでいてしんどいときがある。あまり長い文章は、つい飛ばし飛ばし読んでしまう。

そのとき思った。

長い文章を書いたら読み飛ばされてしまうんだな...

ぼくくらいだと800字くらいまで切り詰めないと、なかなかしんどいな...と。

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 ほんとうにウマい人の文章なら少々長くても苦にはならないのだろうが、それはあくまでホントにウマい人の場合だ。

ぼくが、いちシロウトとして文章の流れをよくするために行っていることは4つある。

①音読する
②一文を短くする
③削る
④しばらく寝かせる

①まずは音読して、スムーズによめるようにする。書いた本人が引っかかる文章を他の人がスッとよめるわけがない。

②一文を短くする。長い文でも読みやすいモノは読みやすいけど、それはうまい人である。シロウトのうちは短い文をつみ重ねるほうがブナンだ。

③削る。ぼくの文章はムダが多い。この記事は2000字を越えているが、半分まで削る(837)。

④ なんども読み返していると感覚がくるってくる。そういうときはしばらく時間をおいて、アタマをリセットしてからよみなおす。

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