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「みすぼらしいコスチューム」について

リベラル寄りの人でフェラーリに乗っている人を見たことがない。

ぼくのイメージするクルマ好きの人は、だいたい安倍さん支持で、産経新聞を愛読している感じだ(イメージと書いたけど実話を含む)。

一方で「クルマというのは移動手段なんだ」という話はリベラル系の人から何回も聞いたことがある。じつは、ぼくも似たようなことを思っている。

ただし、これは偏見かもしれない。政治的な姿勢とフェラーリは関係ないのかも。。。そうは言ってもフェラーリに乗りつつ「富の再分配」を語られても、こころに入ってこないのは事実だ。

お金もちで庶民の味方というのがうまくイメージできない。

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そういうわけで、政治的なポジションと、持ち物のつながりはあるとおもう。

以下、やや物騒なハナシだけど・・・

ぼくのイメージする日本の右翼の武器というと、ドス、刀、ハジキである。

一方、左翼の武器というと、バット、火炎瓶、パイプ爆弾である。

右翼のこのむ武器はお金がかかるイメージだ。それなりのスジを頼らなければ、入手できない。ゆいしょある武器という感じである。

一方、左翼の武器はチープである。材料は大体はホームセンターでそろう。ただし、地道にDIYしなければならない。

・・・と言う風に思っていた。

実際、アメリカでも極左のアンティファが火炎瓶を投げている映像を見たおぼえがあるし、極右のプラウドボーイズが自動小銃で武装している映像もみたことがある。

やはり、左はDIYするし、右はお金がかかるのだな~と。

なので、共和党、民主党の本部にパイプ爆弾が送られてきたというニュースを聞いて、てっきり極左のしわざだと思ったんだけど、そうではないかもしれない。

お国柄によってちがうんだろうな。。。

ちなみに、mashup NY と言うサイトに「トランプ氏 「平和的な権力移行」ビデオを後悔?」という記事が載っている。これはNYタイムズの英文記事を翻訳したものだ。

その中に興味深いくだりがある。信ぴょう性については話半分にうけとってください。議事堂乱入当日のトランプ氏の様子を「大統領に近い顧問」が語っている。

さらに、大統領に近い顧問は、トランプ氏は当初、テレビで暴動の様子を見ていたが、「下層階級と彼が考えるところのみすぼらしいコスチュームの人々が議事堂を歩き回る姿を見て、興味を失っていた」と様子を語っている。

トランプ氏が「みすぼらしいコスチューム」に興味を失うのは、意外だとは思わない。彼はみたところ表裏のない性格だし、そして超富裕層なんだから、みすぼらしい服がキライなのはごくあたりまえだろう。

上記のmushup NY というサイトをざっと見たところ、わりに興味深い記事を大手メディアからキュレーションして翻訳している感じ。

カマラ・ハリス氏の表紙巡り米ヴォーグが炎上

議事堂でペロシ議長の演台盗んだトランプ支持者 保釈へ

議事堂乱入の「Qシャーマン」拘置所で食事を拒否

などなど。三つめの記事は、例のツノをはやした議事堂乱入男性=アンジェリ氏が、現在、拘置所内で食事を拒否していると報じている。ちなみにハンストではない模様だ。「食事制限があり、それが宗教上か、健康上の理由なのかは不明」となっている。

トランプ氏は彼の「コスチューム」をみすぼらしく感じたのではないだろうか。お金のない人が超富裕層を応援するというのは、なんだか哀れな感じもする。

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