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PART 2:写ルンです × 虫メガネ

※この記事は、ゆるカメ写真部ブログに掲載したものに、加筆して再掲しています。
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こんにちは。
ゆるカメ写真部です。

ゆるカメライフを楽しんでいただくため、少しの工夫プラスで、写ルンですでの撮影を、さらに楽しむテクニックをご紹介の第2弾です。
今回は、【写ルンです × 虫メガネ】

■INTRODUCTION

楽しむテクニックを紹介する前に、写ルンですの製品仕様をご覧ください。 (富士フイルムHPより抜粋)
 ▼フィルム: ISO400 135フィルム
 ▼撮影枚数: 27枚
 ▼レンズ: f=32mm F=10 プラスチックレンズ1枚
 ▼シャッタースピード: 1/140秒
 ▼撮影距離範囲: 1m~無限遠 ☜☜☜
 ▼ファインダー: 逆ガリレオ式プラスチックファインダー
 ▼フラッシュ: 内蔵(有効撮影距離:1m~3m)

”撮影距離範囲”に、ご注目ください。そうなんです、写ルンですの撮影距離は1m~です。被写体に、1mより近づいてしまうと、ピントが合わなくなってしまいます。

カメラと被写体の距離が近すぎて、ピンボケした写真がこちらです。

たこ焼きとチョコバナナが…ボケてます。

自分で持ったチョコバナナを、撮影しました。自分で撮影しようとすると、腕の長さ分しか距離を確保できず、1mよりも撮影距離が近くなってしまったパターンです。友達との自撮りはどうしてもボケてしまう現象、あるあるです。それもまた笑い話になったりもしますが、できればばっちりピントが合った写真になったほうが嬉しいですよね。

つまり、写ルンですの製品仕様的に、写ルンですで接写するのもとても難しいです。より写ルンですを楽しむためにも、写ルンですで接写出来たら…!
それを可能にしてくれるのが【虫メガネ】です。

用意した虫メガネ

■準備するもの

●写ルンです
●虫メガネ
虫メガネの大きさは、写ルンですのレンズを覆えるくらいのサイズなら、どのくらいの大きさでもOKです。
今回準備した虫メガネには、倍率違いのレンズが3個ついてました。まだ撮り比べられてはないんですが、写り方が違うのかもしれないです。お試ししてみるもの楽しそうです。今度、やってみます。

準備ができたら、撮影してみましょう。

■撮影方法

1.写ルンですのレンズ前に虫メガネをセットする
2.シャッター押す

手順はこれだけです。今回も、めちゃくちゃ簡単です。ただ、少しだけ注意点があります。

【!!注意!!】

1.レンズは中心を合わせる
写ルンですのレンズの中心と、虫メガネのレンズの中心が合うようにします。

こんな感じで中心同士を合わせます

2.虫メガネは写ルンですにべったりつける
虫メガネは、写ルンですにべったりとくっつけてください。隙間があると、うまくピントの合った接写写真にならないので、ご注意ください。

虫メガネはべったりくっつけます

2.被写体には思いっきり近づく
被写体には、思いっきりぐぐっと近づいてみてください。被写体までの具体的な距離は、使用する虫メガネの倍率にも依りますので、お持ちの虫メガネでいろんな距離で試してみてください。そして、どれくらいの距離で撮影して、どんな写真になったのかを、ぜひ覚えておいてください。

虫メガネを使って撮影した写真がこちらです☟☟

ピントばっちりの接写写真
雨粒まで写ってます
少しのピンボケもいい味です

丁度いい距離で接写できた写真は、雨粒までしっかり写っていて、写ルンですで撮ったとは思えない寄りっぷりです。接写距離が甘くて、少しボケてしまっても、それはそれでいい味出てます。
撮影時に注意することがいくつかありますが、写ルンですを使って簡単に接写することができます。

これからも、写ルンですの楽しみ方を紹介していきます。
また、ゆるカメ写真部のInstagramでは、虫メガネを使った写真例を紹介しています。もっと見てみたい方は、ぜひご覧ください◎
いろんなものにぐぐっと寄って、接写ライフを楽しんでみてください。

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