芋出し画像

🎀䞖界を塗り替える日垞のフェティッシュ『明日ちゃんのセヌラヌ服』に倢芋る人間のいない䞖界のよろこび

🎀はじめに

こんにちは。筆者のナルグです。

今回も恒䟋、「奥行きのあるラゞオ2022幎冬アニメ終わったよ線」で玹介された、筆者ナルグの1䜍䜜品『明日ちゃんのセヌラヌ服』の投皿文の党文です。


🎀本論のマむンドマップ䌊藀぀くし氏・䜜成


䌊藀぀くし氏が本論のたずめずなるマむンドマップを䜜成されおおりたす。読む前や読埌の敎理に倧倉有甚ですのでご参考ください。

䌊藀぀くし氏䜜成による本論のマむンドマップ

🎀『明日ちゃんのパンデミック』のはじたりずおわり


本䜜は『明日ちゃんのセヌラヌ服』ならぬ『明日ちゃんのアりトブレむク』あるいは『明日ちゃんのパンデミック』ずもいいたくなるが、なにがアりトブレむクを起こすのか
それは本䜜を語る䞊で頻出するであろうフェティッシュフェチだ。
今回はこのワヌドの意味の曎新を目指しおいきたい。

アりトブレむクするのはりむルスではなくフェティシュだ、ゆえに本䜜には必然的に拒絶反応や免疫反応が生じるこずは想像に難くない。

倖界からたもられるようにひっそりず囲われた桃源郷。すぐに壊れおしたうような儚い雰囲気を感じさせる、日垞系ずいうにはもっずずっず狭い䞖界のお話。
ひっそりず刻む秒針の音を閉じ蟌めたような趣の静謐な校舎の存圚感が際立぀。
そこに降り立った底抜けの明るさ、明日小路から萌え出おくる無邪気ず孊友の少女たちの溌剌ずした感情の発露に目が離せなくなる。

本䜜はこの「静」ず「動」、静けさず少女たちの躍動のアニメヌションずいう動きのコントラストで、絶えず芋るものを魅了する。

もちろんこの倉わらない「静」ず移りゆく「動」は少女たちの茝きそのもののこずだ。

思い出はきっず 今が1番 茝いおるから
倧切にそっず 抱き締めお 眠りに぀く 倢の䞭に

「明日ちゃんのセヌラヌ服」ED 明日小路(村䞊たな぀)「Baton」

はじたりのセツナ
ずっず続いお セツナ

「明日ちゃんのセヌラヌ服」OP 蠟梅孊園䞭等郚1幎3組「はじたりのセツナ」

ず歌詞にあるように、逃れさるセツナのよろこびずそれを運び流すようなドラムのドンドコドコドコドッドッドドドの迫りくる終わりは衚裏䞀䜓だ。

本䜜を心に刻むシンボリックなカットやシヌンの豊穣さのなかに、盞反するその緊匵あふれる動静のいく぀かを芋たい。

䞀枚䞀枚個性豊かな朚目の教宀の床の䞊で、ただ絊食を頬匵る長いシヌク゚ンスの圌女たちの戯れがただひたすらたのしい。そしお焊点ずなる小路の班ずは別の遠目にこそ぀い぀い目が向いおしたう。

䞀芋なんずいうこずのないカットにも濃密な情報量がこめられおいる。
どこでもいい、䟋えば4話。攟課埌の寮で兎原透子が焌いたクッキヌを口にくわえた峠口鮎矎が、制服のたたひずり怅子の䞊で、膝を立おお窮屈にスマホをいじるカット。
饒舌な䞀枚䞀枚の画の措氎に、どれをピックアップするか困っおしたうほどだ。
ひねもす朚挏れ日の䞖界にたどろみ぀぀じりじりず埅機する時間から、確実に流れ出す少女たちのパッションを远いかけおみよう。

🎀『明日ちゃんの小さなフェティッシュ』


むントロは話、郚掻を芋぀けるたでのその導入の玠晎らしさから。

鞄を攟り出しお攟課埌に腰を䞋ろせば、ただの枡り廊䞋もそこが少女の舞台ずなる。発せられた明日小路ずいう振動が音叉の共鳎のように谷川景に響く瞬間だ。
奜きな音楜を共有する。足がきれいだず䌝える。淫靡なじゃれ合い。衚立った䞻旋埋ではなく、なんずなく、遠回しの郚掻遞び。

翌日の雚に閉じ蟌められた少女たちの攟課埌。
叀城智乃のブレザヌを着た小路の朗読は、請われお䞎えた蚀葉の思わぬお返しずしお圌女を挔劇郚ぞず誘う。こちらも足の亀流、倪ももごこち。ちょっずした秘密の共有ずなる。
こうしお別々の少女たちに䞎え、䞎え返されるコミュニケヌションの莈䞎による小さな物語の思わぬ連鎖が、この䜜品を満たしおいくこずになる。

フェティッシュの远求をはじめよう。圢骞化したフェティシズムの出来合いのフェチから本䜜を捉えるのではなく、豊かなフェティッシュたちのよろこびを圌女たちから教えおもらうおう。

くだくだしいフェティシズムの歎史や孊問的解説ず定矩に寄り道はしない。
ただフェテッシュが物神、呪物だずいうこず、語源が「フェむティ゜魔術、呪笊」であるこずは重芁だ。

『明日ちゃん』の芖聎者のコメントで頻出するワヌドに「宗教画」がある。それがなにを指すかは芖聎しおいたならわかるはずだ。
神話の䞀堎面を描いたかのような光茝を攟぀小路たちの䞀枚画の姿態は、本䜜のフェティッシュの暪溢を象城的あらわしおいる。

歎史的なフェティシズムの事䟋ずしお歯、朚片、貝殻などが厇拝されるこずや、貚幣に亀換䟡倀が宿るこずず同根の神秘がそこにある。しかし同根でありながらもっずずっず小さく倚圩なのがここでのフェティッシュだ。
『明日ちゃん』で息づいおいるのはミクロなフェティッシュたちだ。

この物語のはじたりのフェテッシュはもちろんセヌラヌ服だ。しかしそれはたたバトンのようにい぀かのだれかから連綿ず受け枡されおきお小路に届いたものだ。
そこで断絶が起きようずも、それによっおこそ今床はそれを纏った小路自身が別のフェティッシュずなっお、少女たちを魅了し、いたるずころに飛び火しおいくこずになる。

少女たちのセツナのきらめきも圌女たちに芋るわたしたちのノスタルゞアもフェティッシュずいえる。虚構から珟実を飛び越え、次元を越境しおフェティッシュは䌝わり、亀歓する。その越境に魅了されるのならそれもひず぀のフェティッシュだ。

本䜜はフェティッシュのラディカルな氟濫だ。
この虚構の䞖界を䜜り䞊げるものたちず虚構の盞互のフェティシズム。
この虚構を享受するものたちず虚構の盞互のフェティシズム。
そしお虚構内の䞖界ず少女たちのフェティシズム。
少女同士のフェティシズム。
四者の混亀した耇雑倚岐なフェティシズムがすべおを぀なげ玡いでいく。


フェティシズムずは端的になんなのだろうか
倧雑把に皮類に分けお考えよう。
ずきにフェティッシュは、倧きくは名画を名画ずしたり、貚幣を貚幣ずしたりず粗倧だ。
アニメ『明日ちゃんのセヌラヌ服』からは小さなフェティッシュを、その粟劙な魔法を、聎き取ろう。

アニメヌションは蚀うたでもなく䞀枚䞀枚の画を動かしたものだ。぀たり「静」ず「動」でできおいる。
セツナの茝きもその䞡者のコントラストで衚珟された。そしおここでのフェティシズムずはその「静」ず「動」の理念ずなるものだ。぀たりアニメずセツナの茝きに共有しお宿るフェティッシュ。

そもそもフェティッシュが芜生える以前の玔粋な䞖界は、本来いかなる継ぎ目もなくただそこに「静」ずしおあり、「動」ずしおただどこかに流れおいくだけの䞖界だ。
フェティッシュはそののっぺりずした䞖界に色圩を䞎える。塗り替える。郚分的に䜕床も塗り぀ぶす。
䟋えば「人間」ずいう有機䜓が、「ヒト」の「郚分」ずしおの「無機物」に、そしお「あし」や「しぐさ」や「こえ」やある「情動」などなどに断片化されるこずは、同時にそのモノたちが心ず感情の担い手ずなりうるこずだ。

フェティッシュ化ずは氞続的な安定した日垞に切れ目を入れお解䜓し、組み換え、新しい圩りを䞖界に創造するこずだ。

『明日ちゃんのセヌラヌ服』の小さなフェティッシュもたた、客芳それ自䜓にあらかじめ䟡倀があるから魅了しおくるのでも、魅了されるために䞻芳が恣意的に䟡倀を付䞎するのでもない、それ以前の䞻芳ず客芳が解け合った、もっずずっずカオスな経隓からポロっず生たれ出おきたものだ。

小さなフェティッシュは画面の内郚から、现郚から、小さな堎所ず時間の䞭からやっおくる。来歎も䌝播のルヌトも芋通せなくなったものずしお応然ずそれはある。
『明日ちゃん』の小さなフェティッシュずは、なにかが、だれかが、なにかを、だれかを、魅了し、魅了されたのかが远跡䞍胜であるこず、そのこず、その耇雑に錯綜したずりあえずの集合䜓をふず぀かたえおしたったモノの名付けだ。
だからそれはい぀でもみずみずしさを倱わない。

『明日ちゃんのセヌラヌ服』の具䜓的な小さなフェティッシュは、衣服からのぞく別の生地に、肌に、描かれるこずのないものが描かれるこずに、芋えないものが芋えるようになるこずに、そうしお少女の歯ぐきや、昆虫ぞの芖点が少女芳察ずいう芖点に぀い぀い転換されおしたうこずに、衚局の戯れずしお、いたるずころに散りばめられおいる。

圌女たちの小さなフェティッシュは自らの助産婊であり自らを受胎させ受胎する。この出所䞍明の生物でも非生物でも芳念でも抂念でもないモノは、どこにでも存圚しおいるのにその堎所を特定できないモノは、それは端的によろこびだ。
なにのだれの非人称のよろこび。モノずいうノンヒュヌマンの無垢なよろこび。
本䜜は党堎面からスパヌクするよろこびの照射ず乱反射による振動の共鳎を济びせかけおくる。

🎀恋のような小さなフェティッシュ


小さなフェティッシュは恋のようなものだ。虜にするこず、虜になるこずだ。
それがフェティッシュに可胜なのは、すべおをフラットに、同䞀氎準に、セヌラヌ服を、少女の身䜓の䞀郚を、しぐさを、それらを箱庭に囲うこずを、モノに、オブゞェクトに、その䞖界の䜏人にしおしたうからだ。恋は盲目、フェティッシュは無差別だ。
フェティッシュが䞀芋䞍可解なのは、このラディカルなオブゞェクト化の秘密、平たく蚀えば、恋に萜ちるこの理由のなさにある。

恋のような小さなフェティッシュたち。
恋するわたしが、すべおのフェティッシュたちず共存しお䞊ぶフラットな地平に立぀こずは、自己の解䜓ず倉容ぞのよろこびの享受であるずずもに、他者のよろこびずなるこずず衚裏䞀䜓だ。
フェ゚ティシズムがマゟヒズムに通ずるのはこの点だ。わたしがモノ化する、されおしたうずいうマゟヒスティックなよろこび。

もずもずはたったく別々の䞖界の存圚者が出逢い魅入られ合う「人間ならざるもの」ノンフュヌマンの堎をひらくこず、それがラディカルフェティッシュの䞖界だ。

欲望ずは他者の欲望に欲望するこずだ。他者が存圚しなければ欲望は成立しない。
他者の欲望ぞの欲望が倧きなフェティッシュであるず蚀える。
ずきに䞖界の硬盎化を招く倧きなフェティシズム。そのフェティッシュは自己解䜓せず、流れなくなった氞続的なフェティッシュだ。

察しお小さなフェティッシュはその既存のコヌドを擟乱する。他者が欲望しおいるからそれに欲望するのではない、ノンヒュヌマンのわたしだけの欲望が小さなフェティッシュだ。
「モノ」ずいう「静」が賊掻され「動」ずなる。恋のような茝きはセツナの終わりを内包した小さなフェティッシュだ。
ここではこれ以䞊立ち入らないが、わたしたちの珟実を拘束する倧きなフェティッシュの解䜓に小さなフェティッシュが及がす圱響力を密やかに眮いおおこう。

すべおをフラットに地平化した小さなフェティッシュの良い䟋を『明日ちゃん』から採り出そう。
それは「感情の沞点」である。
この点を物質ずしお、オブゞェクトずしお、捉えおみるこずもちろん「点」は3次元空間に幅を持たないれロ次元だ。
この「感情の沞点」を小さなフェティッシュずしお芋るずき、本䜜のサブタむトルにそれはストレヌトにあらわれる。
「あこがれのセヌラヌ服」
「たた明日」
「郚掻はもう決めた?」
「私のむメヌゞ?」
「いっぱい知りたいなっお」
「明日、お䌑みじゃないですか」
「聎かせおください」
「次は勝ちたい」
「せ〜のっ」
「ファむトファむト」
「同じ時間 みんなず 」
「ひずりじゃないんだ」

これらの小路の感情の発露が小さなフェティッシュの䞀突きずしお共振を起こしおいく。
「小路が」ではなく「小路の沞点ずいうオブゞェクトの恋が」他の凝固点、融点、沞点を魅了しおいくのである。

 æœ¬äœœã‚’味わうために、䞀枚の画に還元された少女たちぞの恋のようなものを物質的に因数分解しおみるこず。
そこに詰め蟌たれおいるものを小さなフェティッシュずしお觊知するこず。名付けられる前の感情、奜奇心ず恋の湧き出るずころをフェティッシュずしお捉え返すこず。
そしおわたしたちがそれらに抗い難く解䜓されおいくこずに身を任せるこず。
『明日ちゃんのセヌラヌ服』ずいう有機䜓の存圚しない䞖界、そこはもはや「人間」のいないよろこびの䞖界、マゟヒスティックに震えるオブゞェクトしかいない䞖界だ。
もちろん小路たちはもずよりいかなる意味でも非有機的な、ピクセル䞊の色の光だったはずだ。
通垞の芖聎態床ずは逆方向に進み、圌女たちを人間化するのではなく、わたしたちが小さなフェティッシュそのもの、「感情の沞点」、モノずなっおいるこず。
そのずきにはきっず、アニメ空間の内倖で融即しお魅入られ合うオブゞェクトたちが烈しく入り乱れる王囜の、「人間」の投圱先ではないノンヒュヌマンたちが自埋した充溢の、その䞖界の䜏人になっお、あのセツナをずもにするこずだろう。

🎀ある小さなフェティッシュが、そのずきうたれる


フェティッシュがなければなにもない
分子の結合、光子や電子、光ず電気ず重力を䌝える玠粒子の亀換のように、小路ずいうオブゞェクト、小さなフェティッシュはどんどんず玉突きを起こしお、他の少女たちの感情を励起しおいく。

なにもない䞖界に恋のようなものを䞎えるのがフェテッシュであり、それは䞀様な「静」ず「動」を絶えず脱臌させ続ける小さな䞖界創造のこずだった。
い぀の間にか、いたるずころで、なにかがフェティッシュになり、だれかを虜にしお、それがたたもう䞀぀のフェティッシュずしお花咲いおいく。
『明日ちゃん』の䞖界では䞻に小路がその䞭心に描かれ、12話においお巡り巡っお圌女に送り返されお結実した。

フェティッシュのオブゞェクト化、぀たり同䞀の氎準にわたしたちがなるずき、それに気づくずき、無差別に魅了されおいくずき、本䜜がラディカルなフェティシズムに満たされおいるのを、少女たちずずもに身をもっお明かさざるをえない。
シンプルに、画面のあちらでもこちらでもみな等しく明日小路に魅了され、沞点に達したのだ。
党く別々の䞖界を、珟実ずフィクションを、貫通しお扉を開き、橋をかけるようなものが傑䜜であり、そしおそれはフェティッシュでもある。

ここたで、さたざたな小さなフェティッシュたち、セツナの茝き、セヌラヌ服、宗教画、小路の感情の沞点ずサブタむトル、それらの玉突きず共鳎を芋おきた。
最埌に、少女たちの振動の共鳎、感情の玉突きずは盞貌を異にする䜜品自䜓を象城するもうひず぀の瞬間を芋よう。

「宗教画」のような䞀枚画が「静」のフェティッシュなら、これも「感情の沞点」のように移りゆく「動」の玉突きだ。ただしこちらは物質ずしおいくらかより芖芚的だ。
フェティッシュである前から――そんなずきがあったのかどうか定かではないが――自然の䞭の芋えないモノの運動のその物質未満同士の惹かれ合い、魅入られ合い、そのようなものに぀いお。

話のラスト前、叀城智乃ずの雚宿りでの出来事の埌の蚀葉「明日さん最埌にもう䞀぀郚掻、芋おいかない」ず同時に颚が吹き、それに揺らされた朚から校門付近の氎たたりにしずくが萜ち波王が広がる。そしお翌朝の小路の「挔劇郚」から話に぀ながるが、OP前に孊校ぞ駆ける小路の぀た先の振動によっおほんの少しだけ觊れられた神瀟の境内の氎面から、今床はOP明け、おそらく話ず同じ青空が映った氎たたりが再び颚に撫でられ波立぀カットに぀ながる。
話ず話をたたぎ小路ず叀城ぞ、少女たちぞ、圌女たちずずもに、雚が、颚が、倧地が、巡回するように歩みを進めバトンを枡し、む぀みあっおいる。

フェティッシュずしおのモノは、物質は、その振動の共鳎のひず぀は、あるいは颚にのっお、あるいは惑星の肉である倧地に降り泚いだ氎に觊れお、あるいは色ずなっお生地に宿り型どられ、時を巡り少女に出逢い、螊る赀いリボンの曳航するむメヌゞずなっお、たた別の少女に出逢う。
少女たちは颚ずなり倧地から飛び跳ねる肉たる物質になる。物語る肉、匊を爪匟く肉、鍵盀を叩く肉、ペヌゞをめくる肉、シュヌトを攟぀肉。物質ずなった肉。小さなフェテッシュの肉。
魅惑され合うフェティッシュたちの楜園。楜園のフェティッシュは炞裂しお雚ずなっお降り泚ぐ。光ずなっお燊爛する。フェティッシュずいう玠粒子。埮颚の陶酔。氎の秘密。䞀瞬のはじたりの終わり。あの逃れ去ったセツナのノスタルゞヌ。未来の蚘憶ず存圚したこずのない過去の受肉。ノンヒュヌマンたちのよろこび。

こうしお『明日ちゃんのセヌラヌ服』は、いたや遍圚し、あらかじめむンストヌルされ匷固に実䜓化し、圢骞化しお汚染されたフェティッシュたちを刷新しお救い出す小さなフェティッシュの宝箱ずなる。あのあふれかえるような豊穣な情報量は小さなフェティッシュたちなのだ。「フェチをもっおフェチを制す」魅惑に満ちた䞖界ぞの誘い。


了

🎀䌊藀぀くし氏ずの本論の発展的応答

👆Twitterのリンクから党11のツリヌによる䌊藀氏ぞの応答
👇それに察する䌊藀氏の返信

䌊藀぀くし氏による前掲マむンドマップの筆者応答埌の加筆版

👇䌊藀぀くし氏のブログ蚘事ず本論「人間のいない䞖界のよろこび」ずフェティシズム関連の参考文献


この蚘事が気に入ったらサポヌトをしおみたせんか