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2021年6月12日 FP1級実技試験partⅠ

※これは模範解答ではありません。

※すべて覚えているわけではないので、内容に間違いがあると思います。

実際の面接の内容を思い出しながら、レポートを残したいと思います。
正直内容はかなり酷いので、誰の役にも立たないかもしれませんが、
いい思い出として晒します笑

設例はこちらhttps://fp1test.com/20210612jitsugi-01.html

設例を読んだ感想ですが、
グループ経営?持株会社?
X社にY社所有の本社兼工場土地および建物を移転?

・・・終わったぁ(T_T)/~~~

設例読み始めてすぐに震えました笑

とりあえず配偶者居住権と自筆証書遺言の保管ならなんとかなるから、その話を中心に進めるしかないと開き直って、ノックをして入室しました。

面接官は40代ぐらいの女性と50代ぐらいの男性でした。
質問は女性の方で、終始圧迫気味でした。
(自分がポンコツな回答ばかりしてたので、余計に怖く感じました笑)



面「では設例を読んでいただいたと思いますので、今回の設例の問題点を教えてください。」

ゆ「はい!相続税の軽減、納税資金の確保、円満な遺産分割、配偶者居住権について、自筆証書遺言の保管制度について、持ち株会社の事業承継や土地および建物の移転についてなどがあります」
(やばっ!持株会社のこと聞かれたくないから、最後に言っちゃった。)

面「今回の設例の内容だと、持株会社の話が中心になるんだけど、そもそも子会社にしてるメリット・デメリットって何があると思いますか?」
(やっぱり持株会社の話になるよね・・・どうしようさっぱりわからん(-"-))


しばし沈黙・・・(どうしよう何も思いつかないけど、何か言わなきゃ)

ゆ「会社を分けることによって、事業がしやすくなります?」

面「どういうことですか?」
(どういうことですかね?こっちが聞きてぇです(>_<)涙)

ゆ「親会社と子会社を分けることによって、事業がしやすくなります?」
(終わったぁぁぁ、わけわからんこと喋りだしてしまった)

面「他に大事なことありませんか?」

(持ち帰りたいけど、ここメインの話だしなぁ、はぁもう帰りたい・・・
あっそういえば、簿記2級で子会社との連結会計って勉強したような、いやこれFPの試験だし・・・何か言わなきゃ・・・)

ゆ「親会社と子会社では、益金や損金などを不算入にすることが出来ます・・・(やばい変なこと言っちゃった・・・)すみません・・・持ち帰ってお調べして回答させていただきます。」

(面接官が頭抱えて呆れてる・・・もう帰りたい( ;∀;))

面「では質問を変えます。(やったー!!早く定番の質問に戻して(´・ω・`))
今回X社にY社所有の本社兼工場土地および建物の移転を検討してるんだけど、そうするとどんなメリットあると思いますか?」
(えっ・・・まだこの話続くの・・・そんなん知らんよ・・・)

ゆ「将来のM&Aに備えて、子会社が保有しているよりも親会社が保有していた方が都合がいいんですかね」
(ヤバい!もうふざけたこと言ってる・・・)

「〈ちょっと怒った感じで〉はい?そうじゃなくて、親会社のY社株式の割合ってどうなってます?」
(えっ何の話?設例読んだら、総資産に占めるY社株式の割合は50%以上であるって書いてる)

ゆ「Y社株式の割合は50%であります!
(「です」って言いたかったのに、「あります」って言ってるし( ;∀;))

面「ということはどういうことが考えられますか?」

ゆ「資産保有会社になります?(ここで話すのやめればいいのに暴走する笑)そうなると、原則的評価と特例評価があって、純資産価格での評価になりますかね?」

面「原則的評価?なんの話ですか?株式保有特定会社は純資産価格方式で評価されます」
(違うかぁ!!余計なこと言ったー)

【株式保有特定会社だと純資産価額で、株式以外の資産を増やすことで、株式保有割合が下がり、株式保有特定会社としての評価を外すことが出来る】

面「じゃあX社に売却した時の課税は?」
(ここで益金と損金の話か?)

ゆ「・・・益金不算入になります?」

「(頭抱えながら)グループ法人税制を勉強してください!!」
(違うかぁ!!2回目笑)

【グループ法人間での資産(帳簿価格1,000万円以上)譲渡の損益は、税務上繰延べられる】

面「じゃあ長男Cさんへの事業承継はどうするの?」
(やっと持株会社終わった(>_<))

生前贈与や遺言による遺贈、売買またはその組み合わせがあります(ここでやめればいいのにまた暴走)または事業承継税制を使う方法があります」

面「M&A検討してるのに、事業承継税制使うの?留意点は?」

ゆ「5年以内ですと、納税猶予された税金の全額と利子税がかかりますので、慎重に検討いただく必要があります」

面「自宅の建て替えについてはどうアドバイスしますか?」

ゆ「自宅の建て替えの際に、住宅資金等の贈与を利用して、長男Cさんと共有登記することをすすめます、また小規模宅地の特例を使うことが出来ます」

面「配偶者居住権の説明をしてください」

ゆ「配偶者居住権を使うことで、妻Bさんは一定期間または終身で居住することができますし、ある程度の金融資産も相続することが出来ます」

面「自宅を長男Cさんが所有してても使えるの?」
(長男しか聞き取れなくて、配偶者居住権なのか小規模宅地のことを聞かれてるのかよくわからなかったけど、もう聞き返す気力がなかった笑)

ゆ「えっと、使えると思います」

面「使えるんですか?」
(もう何の質問かわからないし、もう無理!!)

ゆ「ゆ、遺言などで遺贈されれば、使えると思います。」
(またわけわからんことを・・・( ;∀;))

そしてまた頭抱えて呆れてるし(´・ω・`)

【恐らく配偶者居住権は、長男も所有している状態で、Aさんの相続が開始になったときは配偶者居住権は使えない】

面「遺言について教えてください」

ゆ「遺言には、自筆証書遺言、公正証書遺言、秘密証書遺言があります」

面「自筆証書遺言の保管制度について教えてください」

ゆ「法務局に保管することで検認が不要になりました」
(もうパニックで財産目録のこと言い忘れた・・・)

面「あなたは自筆証書遺言をすすめますか?」
(はい!って言ったらなんかダメな気がする笑)

ゆ「公正証書遺言も手数料がかかりますが、いい制度ですので自筆証書遺言と比較検討して選んでいただく必要があります」
(余計なこと言った感がすごかった笑)

面「では最後にFPの職業倫理を教えてください」

ゆ「顧客利益の優先、守秘義務の順守、アカウンタビリティ、コンプライアンスの徹底、インフォームドコンセント、能力の啓発です」

面「この設例であなたが大事なことだと思うことは?」

ゆ「今回は持株会社や各種制度など、難しい内容になってますので、ご家族の方を含め、納得・同意をいただきながら、お話をすすめる必要がありますので、インフォームドコンセントが重要だと考えます。」

面「私からは以上です」

(ん??私からは以上ですって、これもう帰っていいの??)


えっ?なんでまだいんの?って顔でこっちを見てるので、

ゆ「あ、ありがとうございました。し、失礼しますーァァァア。。。Σ===(*A ´Д`)=3」

ボロボロすぎて、しばらく放心状態でした笑

partⅡはこちら
https://note.com/yurufuwafp/n/na65f9b331d62

振り返りはこちら
https://note.com/yurufuwafp/n/n8bf540d512a0

最後までお読みいただきありがとうございます。
これから受験される方のお役に立てればと思い、
この記事を書きました。

記事に関してもっと良くしていきたいので、改善点やアドバイスなどありましたら、コメントをよろしくお願いいたします。

受験される方頑張ってくださいね(`・ω・´)ゞ

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