毒親育ちの子育てママが娘を衝動的に怒ってしまった話。
わが愛娘は、只今絶賛イヤイヤ期中なのですが…。
娘を衝動的に怒ってしまった。
そんなお話を書いていきたいと思います。
お互い疲れがMAX
その日の娘の保育園でのお昼寝時間は、30分でした。
お迎えの車の中までは良かったのですが、帰宅した途端、眠さMAXの娘は、イヤイヤ期を発揮。
あれもこれもそれも、イーヤ!!イヤだ!!
「お茶飲みたい」と発言した0.1秒後には「イヤ!!」
せっかく用意したお茶をこぼす。
「抱っこ!!」と言ったので抱っこした0.1秒後には「イヤ!」と言って降りる。降りた瞬間、大泣き。
こんなパターンを、ありとあらゆる場面で繰り返す。
一方、ママである私も、相当疲れていた。
帰宅時間が遅くなったこともあって、イライラしていた。
「とにかく眠い!!私を寝かせてくれ!!」
事件はお風呂場で起きた
我が家のルーティンは、
帰宅→手を洗ってお茶を飲む→お風呂→ご飯
という流れなのだが、お風呂場で事件が勃発した。
私「お風呂入るよ!!」
娘「イヤ!!」
私「背中、泡泡(背中を流そうという意味)しよ??」
娘「ママ、先、バンザイ、して。(先に、脱衣場で洋服脱いで。そしたら私もそっちに行くよ、という意味)」
というので、先に脱いで娘を迎えに行った。
これでね、素直にお風呂に入ってくれることもある。しかし、この日は、そこからが長かった。
脱衣場に入って、ドアを少し閉めてニヤッと笑って、脱走する娘。
「イヤー」と泣き叫びながら、走り回る娘。
私はバスタオル1枚。廊下は寒い。
色々な事を駆使した。
「お風呂上がったら、どっちのバスタオルで身体をふく??♪」
「しまじろうとアンパンマンも一緒にお風呂に行こうって言ってるよ♪」
などなど。
全く、通用しない。
そして、何かが切れた。
「もう、知らないよ!!お風呂に入らないなら、ご飯もないかね!!」
と、私は衝動的に大きな声を出してしまった。
キレた。
怒るということ
普段も怒ることはある。
けれど、「意識的に怒る」ようにしていた。
その場面は生活の中で様々であるが、とにかく「これは、怒った方がいいな。」と自分の中で判断をして、怒っていた。怒りの感情を、娘にぶつけるというような事はしないように注意していた。
けれど、今回は違う。
イラッが度を超えて、気が付いたら大きな声を出していた。感情的に。
身体の中が、“カッー!!”となり、突き上げてくるような、込み上げてくるような怒りを娘にぶつけた。
ぶつけてしまったのだ。
頭では
「マズい。おさえろ。おさえろ。」
と言っているのだけれど、いちど込み上げて、突き上げた怒りは鎮まらない。
「もう!!知らない!!」
と言いながら、一人、お風呂場と廊下を何度か往復した。
娘は、泣いていた。
母親に似てしまう怒り方
この、突き上げてくるような怒り方は、私の母親に似ている。
母親も、突然キレて、収拾がつかない時があった。部屋のありとあらゆる物を投げて、泣き叫んでいた。
「ごめんなさい!!洋服、ちゃんと片付けるから!!」と私や妹も、泣きながら母親に謝った。
私と妹を2階やクローゼットの中に避難させた父親が、母親を落ち着かせようとしていた。
私と妹は二人で泣いた。
きっと、私も母親と同じなのだと思う。
だから、細心の注意をしていたのに。
あんな風になりたくないって。
娘には、あんな思いをさせたくないって。
自分と母親が重なる。そして、あの時の記憶が蘇える。なんともいえない、切なくて、苦しい気分になる。
娘を授かってから、母親の特性を自分にも感じる事が多くなった。だから、とても敏感になる。
神経をつかっているのに、母親が表れる。
かわいい娘
今日も娘は、かわいい顔で眠っている。
連鎖していく、トラウマになるような母親の姿。
どうにかして、私で終わりにしたい。
少しずつ修整しながら、怖さを感じながら
「大丈夫。大丈夫。」
と自分に言い聞かせながら。
今日もそんな事を考える。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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