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2019年度医学物理士認定試験多肢選択式物理工学系<放射線関連法規および勧告/医療倫理(問題81~90)>

<注意事項>
・極力正確な解答解説を心がけていますが、本解答解説はあくまで私案であり、解答の正当性を保証するものではありません。
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問題81

a)放射線障害防止法ではエネルギーが1メガ電子ボルト未満の電子線は放射線の定義に含まれない。
b)正しい。工事を伴わない場合のみ、管理区域の拡大軽微な変更として扱われる。
c)健康診断の検査項目を以下に示す。
末しょう血液中の血色素量又はヘマトクリット値、赤血球数、白血球数及び白血球百分率
皮膚

・その他原子力規制委員会が定める部位及び項目
末しょう血液中の血小板数は含まれていない。
d)放射線業務従事者の実効線量限度は100 mSv/5年(最大50 mSv/年)に定められている。
e)放射線業務従事者が受ける教育訓練の項目を以下に示す。
放射線の人体に与える影響
放射性同位元素等または放射線発生装置の安全の取扱い
放射線障害の防止に関する法令および放射線障害予防規定
放射線の物理学的性質は含まれない。
解答:b

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