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本気の出し方とは?[GACKTさんの動画をみて]

私の母は「アンチ芸能人」です。無意識なのでしょうが、歌手でも、俳優さんでもテレビを見ては、ケチをつける。ドラマも「わざと泣かせよう、感動させようと作られているから面白くない。」という考えの人の下で育ちました。

私が、雇われない働き方をしようと思い立ってから、1年半が経ちます。私は芸能人ではないけれど、自分の力で生きていく為には、自分自身が商品だという感覚を持つようになりました。

実際に形ある商品を作ったとしたら、その商品には、私自身の「考え」と、「想い」がギュッと詰め込まれます。つまり、「私の分身」。ライターとして文章を書けば、「私の想い」が、「私の言葉」で表現されるから、これも「私の分身」

つまり、どんな仕事をしても、「私が商品」になるのだと思います。会社で働いていれば、会社の商品やサービスを売るために働くことになりますから。

だから、「自分自身が商品」という意味で、私の仕事は、芸能界に近づいたと感じるようになりました。

西野亮廣さんの考え方を聞いたことがきっかけかもしれません。最近では、商品ができるまでの「ストーリー」、芸能人の「ストーリー」が報道されるようになりました。芸能人の裏の努力が見えるようになって、「チャラチャラ」しているように見えるけれど、実は違うのだと。

そして、この1年で確信がどんどん高まっているのが、スポーツ界、芸能界、起業の世界、どこの世界でも、活躍・成功している人は、「本気の出し方を知っている」ということです。

一般的には、成功するまで「努力を積み重ねる」という表現が使われますが、私の中では「努力」という言葉は、あまりふさわしいとは思いません。まだまだ言語化が上手くできずに、もどかしい思いがします。

そして、もしかしたら、この「本気を出す」感覚は、「目覚めた人しかわからない」のかな?とも思うことがあります。

一番最初に「本気」の出し方を覚えたのは、大学の浪人時代です。この1年間で、「頑張り方」「努力の仕方」「本気の出し方」を覚えました。

それは、某有名予備校の英語の先生が言われた言葉が、きっかけの一つでした。

「本当に欲しい!と思ったものは、絶対に手に入れることができる。」


その先生は、子供さんが万引きをしたとしても、その行為が単なる遊びではなく、子供なりの切実な想いがあり、納得できる理由だったら、「その罪を許す。」とおっしゃっていました。学校の先生なら、絶対にしない発言です。

つまり、この時に、予備校生に伝えたかったのは、「大学受験に落ちたのは、本当に大学に合格したいと思っていない。」「本気で思え。」という意味だったのだと思います。

だから、今でも、自分が成し遂げられない夢や目標は、「自分が心の底から願っていない」「本気ではない」証拠なのだと思っています。



昨日、たまたまGACKTさんの動画を観て、そんなことを思ったり、思い出したりしました。そして、意外なことに、GACKTさんにも、「自分が嫌いな時期があった」のだそうです。

「自分が嫌い。」でも、「この自分の体で生きていかなければならない。」だから、自分の嫌いな部分を ひとつずつクリアして、少しずつ嫌いであることをやめる努力をしてきた。そうしたら、自分に対して褒めてあげられる部分が出てきたのだそうです。

この1年半、頑張っている自分と重なりました。

私はつい最近まで、自己肯定感がとても低かったです。もしかしたら、「心のひっかかり」を感じる回数が多い方のかな?とも思います。

非常に時間はかかりますが、自分が疑問に思ったことを、納得できるまで、試行錯誤して、チャレンジし続けています。


その甲斐あって、小さくても成功体験の数は少しずつ増えてきて、少しずつ自分を認められるようになってきています。そして、少しずつ「素直に」「前向きに」物事をとらえられるようになってきた気もします。

この繰り返しは、気が遠くなりそうですが、自分が納得できないと前進できないのですから、そうするより仕方ないのだと思います。

「社会の役に立つ」とか、「お金を稼ぐ」という、表面的な結果は出ていないけれど、「自分の心の豊かさ」、「自分らしい人生を生きる」という面では、前進できていると感じられるようになってきています。

自分に向き合うことを恐れてはいけない。
自分の心は何を求めている?
自分の心に嘘をつかない。

誰かを傷つけてはいけないけれど、自分で責任を取れる範囲で、自由に生きていきたいと思うようになりました。もっと自由に!!!



毎日のおうちごはんのことで困っている人を減らすために毎日頑張っています。今はYoutube撮影用の機材購入の資金に宛てさせて頂きたいと思っています。